コルツRBテイラーがプレシーズンゲームで数名のチームメイトと共にガーディアンキャップを着用
2024年08月12日(月) 12:21インディアナポリス・コルツのランニングバック(RB)ジョナサン・テイラーは現地11日(日)に行われたデンバー・ブロンコス戦で、プレシーズン中にガーディアンキャップを着用した選手の中で最も注目を集める存在となった。
テイラーはコルツの中で、頭部への衝撃を軽減することが証明されているキャップを着用した数名の選手の1人となっている。
NFLは4月、頭部のケガを防ぐことに重点を置き、選手の健康と安全を向上させるというリーグの取り組みの一環として、2024年シーズン中に選手がキャップを着用することを許可すると発表した。
ピッツバーグ・スティーラーズのガード(G)ジェームズ・ダニエルズは金曜日に臨んだヒューストン・テキサンズとのプレシーズン初戦でキャップを着用している。また、コルツではRBゼイビア・スコットやタイトエンド(TE)カイレン・グランソン、セーフティ(S)ロドニー・トーマス、ラインバッカー(LB)グラント・スタードがテイラーと同様にキャップを身につけた。
『Indianapolis Star(インディアナポリス・スター)』によると、スコットは「うちにいる(医療および装具の)担当者は俺たちにしっかりと情報を提供してくれている」と話したという。「彼らはテストを行っていて、数字は知らないけど、あれがあれば脳しんとうを大幅に減らせると言っていた」
ガーディアンキャップが導入された2022年に行われたリーグの調査によると、1人の選手がキャップを着用した場合は10%、全選手が着用した場合は20%、頭部への接触による力を軽減できるという。
【RA】