マイアミ・ドルフィンズのラインバッカー（LB）ジェイラン・フィリップスは、昨年のブラックフライデーに行われたニューヨーク・ジェッツ戦でアキレス腱を断裂し、2023年シーズンを早々に離脱。ドルフィンズのディフェンシブフロントに大きな打撃を与えた。

それ以来、フィリップスは1つの目標を掲げている。それは一刻も早くフィールドに戻ることだ。

フィリップスは現地12日（月）、その目標に向けてのチェックポイントをクリア。ドルフィンズのヘッドコーチ（HC）マイク・マクダニエルは、フィリップスがPUP（故障者）リストから外され、アキレス腱を負傷してからおよそ8カ月半ぶりに練習に復帰できるようになったと記者団に述べた。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のキャメロン・ウルフは、ここ数週間のリハビリセッションでフィリップスが問題なく走っている姿が見られていると報じており、2024年のレギュラーシーズンが近づく中、フィリップスの復帰に期待が持てる状況だ。

通常、前年の11月下旬にこれだけの大きなケガを負えば、選手の復帰は遅れることが多く、月曜日にこういったニュースが報じられたとしても、フィリップスが9月初めに出場できる状態になると保証されたわけではない。しかし、ドルフィンズが2024年に頼りたいと考えているエッジラッシャーであるフィリップスにとって、これは注目すべき進展だ。そのフィリップスは4月に行われたドラフトで1巡目指名を受けたペンシルベニア州立大学出身のディフェンシブエンド（DE）チョップ・ロビンソンとペアを組むことになる。

ドルフィンズがレギュラーシーズンの開幕に近づく中、引き続きフィリップスの回復具合に注目だ。

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