WRラムはシーズン第1週に出場すると断言するカウボーイズLBパーソンズ
2024年08月15日(木) 15:37ダラス・カウボーイズのファンは現在も続いているワイドレシーバー(WR)シーディー・ラムのホールドアウトを心配しているはずだが、ラムの最も有名なチームメイトの1人はその中に含まれないようだ。
ラインバッカー(LB)マイカ・パーソンズはラムが近いうちにチームに戻ってくると確信している。実際に、先日ラムから連絡を受けた際に、あるヒントを得たようだ。
チーム公式サイトによると、パーソンズは先日、「シーディーは俺の様子を確かめてくれた。練習の映像を見て“お前はすげえな”って伝えてくれた。俺たちは話しているけど、結局のところ、あいつもどういう状況か理解している」と明かしたという。
ラムのようなチームメイトから応援の言葉をもらうのは喜ばしいことだが、だからと言ってラムが練習に参加していないという事実が変わるわけではない。シーズン第1週を前にNFLの様相が明らかになっていくにつれて、ラムの話題はカウボーイズの動きの少ないオフシーズンや将来の不透明さに関連して繰り返し取り上げられてきた。ラムの長期にわたるホールドアウトは、そうした騒ぎを助長する一方だ。
ラムは5年目オプションで2024年に1,799万ドル(約26億4,767万円)を得ることが保証されているが、それ以降は何もない状態だ。契約を結ばずに試合に出場することは稼ぐ力に影響を及ぼす可能性があり、ラムはそうしたリスクを負う前に新契約を確保する必要があると理解している。それはビジネスの一部だが、カウボーイズはラムとの契約に関してあまりうまく対応できていない。
カウボーイズにとってラムの契約延長は悩むまでもないことであり、それがこの状況で最ももどかしい点なのかもしれない。ラムはキャリアを通じて一貫して優れた成績を残しており、4シーズンの通算で5,145レシーブヤード、タッチダウン32回を記録している。2023年には驚くべきレシーブ数(135回)でキャリアハイを更新し、カウボーイズ攻撃陣の原動力になれることを証明してNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区タイトル獲得に貢献した。つまり、ラムの契約はすでにまとまっているべきものだと言えよう。
パーソンズはカウボーイズがスターWRであるラムのことを恋しく思っていることを認めた上で、ラムがすぐにチームに戻ってくることを控えめに示唆した。その後、パーソンズはカウボーイズファンの不安を和らげようとしたのか、エンターテイナーのようにテンションを上げている。
火曜日に「シーディーはいやが応でも俺らの兄弟だ」と強調したパーソンズは次のように続けた。「彼は自分がどこにも行かないことを分かっている。ビジネスの面は彼らがなんとかするはずだ。それは間違いない」
「シーズン第1週に、彼はダラス・カウボーイズのユニフォームを着ているだろう」
【RA】