ディフェンシブエンド（DE）ランディ・グレゴリーのタンパベイ・バッカニアーズでの時間は始まる前に終わってしまった。

現地18日（日）、バッカニアーズのヘッドコーチ（HC）トッド・ボウルズがトレーニングキャンプに集合していなかったグレゴリーを放出したと正式に発表している。その一方で、ボウルズHCはグレゴリーが欠席していた理由についてはまだ分かっていないと述べた。

チーム公式記録によると、ボウルズHCは「いや、結局分からなかった。彼の健闘を祈っている。私たちはそこから前に進む。持っていなかったものを惜しむことはできない」と語ったという。

この件に関するボウルズHCの発言は、グレゴリーのバッカニアーズ在籍期間と同様に短かった。

ベテランパスラッシャーであるグレゴリーは4月にバッカニアーズと契約したものの、7月23日にリザーブ／未集合リストに登録されている。

グレゴリーは6月に、治療目的で使用したTHC（テトラヒドロカンナビノール）に対する50万ドル（約7,378万円）の罰金をめぐってNFLとデンバー・ブロンコスを相手に訴訟を起こした。

現在31歳のグレゴリーは2015年ドラフトの2巡目でダラス・カウボーイズから指名され、この2シーズンはブロンコスとサンフランシスコ・49ersでプレーしていた。

【RA】