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ファルコンズQBペニックスJr.がプレシーズン最終戦を欠場へ

2024年08月21日(水) 11:57


アトランタ・ファルコンズのマイケル・ペニックスJr.【AP Photo/Doug Murray】

アトランタ・ファルコンズの新人クオーターバック(QB)マイケル・ペニックスJr.は、プレシーズン最終戦にあたるジャクソンビル・ジャガーズ戦をサイドラインで過ごすようだ。

ペニックスJr.が出場しなかったボルティモア・レイブンズとのプレシーズン第2戦を終え、ファルコンズのヘッドコーチ(HC)ラヒーム・モリスは、ペニックスJr.についてはもう十分に見たと述べていた。モリスHCは現地19日(月)に、プレシーズン最終戦でペニックスJr.を出場させないのは、練習で十分なスナップ数を確保しているからだと強調している。

『The Associated Press(AP通信)』によると、モリスHCは月曜日に「マイケルがわれわれの先発のプレーをほとんど妨げることなく、どれだけ多くのレップスを積み重ねてきたかはみなさんも見てきたはずだ」と語り、こうつけ加えたという。

「彼は先発ディフェンス相手に実に多くのスナップを受けてきた。彼の成長と今後の展開について、とてもいい感触を抱いている」

プレシーズン最後の2試合でペニックスJr.を温存させるという決断は、人々を驚かせるだろう。ファルコンズの理想的な状況では、ペニックスJr.はシーズンを通じて、QBカーク・カズンズの後ろで過ごすと予想されるため、多くのチームが新人に今のうちに多くのスナップを経験させたいと思うはずだ。しかし、モリスHCはそのプレッシャーを感じておらず、次のようにコメントした。

「もし必要であれば、もう少しプレーさせることもできる。だが、私はそうは感じていない。信頼できる人たちに聞いても、誰もそう感じていないと思う。もしそう感じていたら、もっと彼を起用していたはずだ」

ペニックスJr.は唯一のプレシーズン出場となったマイアミ・ドルフィンズ戦で好パフォーマンスを見せ、パス16回中9回成功で104ヤードをマークして、その強肩を披露した。

今季にドラフトされた大半のルーキーたちが最初の2週間でフィールドに立っている一方で、モリスHCがペニックスJr.を再び欠場させることは、間違いなくさまざまな憶測を呼ぶことだろう。カズンズのシーズン第1週に向けた準備状況に関する疑問から、ファルコンズがQBのポジション争いを避けたいのではないかという考えまで、多くの議論が巻き起こるだろう。

しかし、モリスHCは練習で十分なパフォーマンスを見ているため、今の段階で24歳の新人であるペニックスJr.に試合でのスナップを与える必要はないと考えていることを示唆し、こう話した。

「マイケルの役割は、われわれが見たいものに関して非常に明確だ。彼はこのプロセスを通じて大きく成長し、素晴らしい仕事をしている」

すべてがファルコンズの計画通りに進めば、ペニックスJr.が重要な場面で再びフィールドに立つ様子は2025年まで見られないだろう。

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