バッカニアーズOTワーフスがドルフィンズ新人LBロビンソンを高く評価
2024年08月22日(木) 13:45ラインバッカー(LB)チョップ・ロビンソンはまだNFLのレギュラーシーズンゲームに出場していないが、すでに一流の選手から高い評価を受けている。
マイアミ・ドルフィンズにドラフト1巡目で指名されたロビンソンは合同練習で、タンパベイ・バッカニアーズのオフェンシブタックル(OT)トリスタン・ワーフスと1、2回対峙した。そして、プロボウルに3回選出された経歴を誇るワーフスから高い評価を受けてその日を終えている。
『Palm Beach Post(パーム・ビーチ・ポスト)』のジョー・シャッドによると、ロビンソンは「俺の中に素晴らしい部分があるように見えるんだって。彼はそう言ってくれた。そしてもちろん、彼は素晴らしい人だ。契約を結んだばかりだしね」と話したという。
実際に、ワーフスは現地8月1日に5年1億4,000万ドル(約203億3,360万円)という大型の契約延長を実現させたばかりだ。ワーフスはNFL屈指のオフェンシブタックルであるため、ワーフスからの賛辞はロビンソンにとって忘れられないもの、あるいは、忘れるべきではないものとなっている。
2024年NFLドラフトの全体21位で指名されたロビンソンも、オールプロに選出されたことがあるワーフスを高く評価していることは明らかだ。
「彼はボールが出た瞬間のスピードが速い」と語ったロビンソンは「俺も彼の動きを読んで良いスタートを切るんだけど、俺が動き出すとすぐに、もうこっちまで来ているんだ。だから、フリーズとか、手の使い方を変えるとかして違う方法をとらなきゃいけなかった。彼は速くて強い選手だ。彼に触れられたら、なかなか引きはがせない。つまり、彼はものすごい選手だ」と続けている。
ロビンソンもまたワーフスと同じように傑出しているように見える――少なくとも、その方向に進んでいる。
シャキール・バレットが引退し、昨季にシーズン終了につながるケガに見舞われたジェイラン・フィリップスとブラッドリー・チャッブが回復を目指す中、ロビンソンがパスラッシュで存在感を示すことは、ドルフィンズにとって極めて重要になるかもしれない。
チームに加入してから著しい成長を遂げてきたと自身を評価しているロビンソンは、次のようにコメントした。
「特に、大学卒業後と今、キャンプ初日と今を比べると、たくさん進歩してきたと感じる。手の使い方に関しては、タイトエンドがいる中でオフェンシブラインの内側に自分の手をキープすることに注力してきた。毎日それに取り組んできたおかげで、自然にできるようになってきた。だから、今ではタイトエンドやアラインメントパッドの下に入り込んで、押し戻すことができるようになっている」
ドルフィンズは得点力とスピードに優れたオフェンスで有名だが、ドラフト1巡目で指名したディフェンダーにもすでに注目が集まっている。今週、直接対決した一流のオフェンシブタックルに聞いてみるといい。
【RA】