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パンサーズがプレシーズン最終戦でQBヤングら先発選手を起用予定

2024年08月23日(金) 09:28


カロライナ・パンサーズのブライス・ヤング【AP Photo/Charles Rex Arbogast】

クオーターバック(QB)ブライス・ヤングとカロライナ・パンサーズの先発オフェンス陣は結局、プレシーズンでプレーすることになりそうだ。

パンサーズのヘッドコーチ(HC)デイブ・カナルスは現地22日(木)、ヤングとパンサーズの先発選手たちが土曜日にアウェーで行われるバッファロー・ビルズ戦でプレーする予定だと発表。これまでのところ、ヤングはプレシーズンの試合で一度も出場しておらず、ほかの先発予定選手たちもプレーしていない。

カナルスHCは木曜日に記者団に対し、選手たちがどれくらいの時間プレーするかは“感覚”に基づくと述べたが、少なくとも“汗をかく”くらいはプレーさせたいとつけ加えた。先週行われたニューヨーク・ジェッツとのプレシーズンゲームの後、先発選手が関与していなかった理由について問われると、カナルスHCはパンサーズの90人のロースターのうち38人もの選手がアクティブ登録されていないことを挙げ、“チーム全体の健康状態”が大きな理由だと説明している。

ニューオーリンズ・セインツとのシーズン第1週に向けて準備を整えるためにプレシーズンでプレーする必要があると感じているかと月曜日に尋ねられたヤングは、コーチングスタッフの判断に任せると返答し、次のようにコメントしていた。

「俺はコーチングスタッフを信頼している。彼らは心から、俺たちにとって何がベストかを考えてくれている。もちろん、彼らはチームを管理していて、何をしているか理解している。だから、俺としてもチームとしても、どんなものであっても彼らがしようとしていることやコーチの指示を信じているし、それに備えるだけだ」

2023年NFLドラフトで全体1位指名を受けたヤングは、苦しいNFL1年目からの巻き返しを図っている。ヤングはヒューストン・テキサンズから全体2位指名を受けたC.J.ストラウドに実力で劣り、パンサーズがリーグ最下位の成績でシーズンを終えるのを防ぐことができなかった。追い打ちをかけるように、パンサーズがヤングを獲得すべくトレードで失った今年のドラフト全体1位指名権は、シカゴ・ベアーズの手に渡り、世代を代表する逸材となる可能性のあるケイレブ・ウィリアムズの指名に使われている。

これまでのところ、ジャック・プラマーがプレシーズンの2試合でパンサーズのQBスナップの大半をプレー。ジェイク・ルートンは残りのスナップを受け持っていたが、現在は故障者リスト(IR)入りしている。2番手QBになると見られるアンディー・ダルトンは、ヤングと同様にどちらのプレシーズンゲームにも出場していない。

【KO】