2回のプロボウル選出と2回のスーパーボウル制覇を経験したセンター（C）クリード・ハンフリーが、自身の経歴に新たな栄誉を加えた。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地22日（木）に情報筋の話として報じたところによると、ハンフリーとカンザスシティ・チーフスが4年7,200万ドル（約104億8,932万円）の契約に合意したとのこと。これにより、ハンフリーはNFLで最高年俸のセンターとなったという。

今回の新契約により、ハンフリーは年平均1,800万ドル（約26億2,186万円）を受け取ることになり、年平均額でこれまでの最高額だったジェイソン・ケルシーの1,425万ドル（約20億7,564万円）を大幅に上回って、史上最高額のセンターとなっている。

ルーキー契約の最終年を迎えることになっていたハンフリーは、2021年NFLドラフト2巡目でチーフスに指名されて以来、出場可能な試合にはすべて先発出場してきた。

キャリアのスタートから51試合連続でチーフスの先発センターを務めているハンフリーは、チーフス在籍期間内のプレーオフゲーム10試合にもすべて先発出場。

ハンフリーはクオーターバック（QB）パトリック・マホームズの前でチーフスのオフェンシブライン（OL）を強化する上で重要な役割を果たし、ここ2シーズンは連続でプロボウルに選出されている。ただし、チーフスのスーパーボウル連覇に尽力していたため、プロボウルゲームには一度も参加していない。

頑丈なランブロッカーでありパスプロテクターでもある25歳のハンフリーが、いかにチーフスにとって重要な存在であるか、強調してもし過ぎることはない。そして今、ハンフリーはそれを証明する契約を手にした。

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