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ラムズLTジャクソンがNFLの個人行動規範に違反、2試合の出場停止処分

2024年08月24日(土) 17:29


ロサンゼルス・ラムズのロゴ【NFL】

ロサンゼルス・ラムズは先発のレフトタックル(LT)アラリック・ジャクソンを欠いた状態でシーズン初戦を迎えることになる。

リーグは現地23日(金)、ジャクソンがNFLの個人行動規範に違反し、2024年レギュラーシーズンの最初の2試合で無給の出場停止処分になったと発表した。

ジャクソンはシーズン第2週に行われるアリゾナ・カーディナルス戦後、9月16日(月)に復帰資格を得る。

今回の出場停止処分はシーズン開幕に向けてラムズの攻撃陣にとって大きな打撃となる。

アイオワ大学出身で2021年にドラフト外ルーキーとしてNFL入りを果たしたジャクソンはラムズでの3シーズンで大きく成長。高給取りのガード(G)ジョゼフ・ノートボーンを押しのけて先発レフトタックルの座を勝ち取った26歳のジャクソンは、2023年にクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードのブラインドサイドを守るべく15試合に先発出場し、シーズンごとに成長を続ける優れたパスプロテクターとなってきた。『Pro Football Focus(プロ・フットボール・フォーカス)』によれば、ジャクソンは昨季にスナップ968回中わずか1回しかサックを許さなかったという。

ジャクソンを高く評価したラムズは今オフシーズンに、制限付きフリーエージェント(FA)であるジャクソンに対して、489万ドル(約7億0,594万円)の基本給が伴う2巡目テンダーを提示した。

ジャクソンが最初の2試合を欠場するため、ラムズはおそらくノートボーンを再び起用するだろう。ノートボーンはラムズに残留するために、今オフシーズンに850万ドル(約12億2,710万円)のペイカットを受け入れていた。

【KO】