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ペイトリオッツから放出されたWRスミス・シュスターがチーフスと再契約へ

2024年08月27日(火) 10:32


ニューイングランド・ペイトリオッツのジュジュ・スミス・シュスター【AP Photo/Gene J. Puskar】

ジュジュ・スミス・シュスターがカンザスシティに戻ってくる。

現地26日(月)、スーパーボウル優勝経験のあるワイドレシーバー(WR)スミス・シュスターがカンザスシティ・チーフスと契約を結ぶと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロがこの契約について知る人物の話をもとに報じた。その後、チームがこの件について正式に発表している。

スミス・シュスターは2022年シーズンにキャッチ78回で933ヤード、タッチダウン3回を記録してチーフスのWR陣をけん引。ヤード数とキャッチ数でスミス・シュスターを上回ったのはタイトエンド(TE)トラビス・ケルシーだけだった。

27歳のスミス・シュスターは昨シーズンにニューイングランド・ペイトリオッツと3年契約を締結したものの、ケガと安定性に苦しみ、11試合に出場してキャッチ29回、260ヤードという数字にとどまっている。ペイトリオッツはそのスミス・シュスターを今月に放出した。

ペイトリオッツからの放出に伴うデッドマネーを考えれば、チーフスとの契約は最低限のものになるだろう。

WRマーキス・ブラウンが肩のケガに悩まされていることが、今回のような遅い段階での獲得につながったのかもしれない。ブラウンが離脱していることから、チーフスはプレシーズンにラシー・ライスやゼイビア・ワーシー、ジャスティン・ワトソンをデプスチャートのトップに据えてきた。ライスの法的問題がまだ解決していないこともあり、チーフスは単純にベテラン選手をもう1人、そのグループに加えたかったのかもしれない。

ヘッドコーチ(HC)アンディ・リードはトレーニングキャンプ中にワイドレシーバーの最後の数枠をかけて競争をさせてきた。スミス・シュスターの加入は、スカイ・ムーアやカダリウス・トニー、ジャスティン・ロスといった選手がロースターに残るかどうかに影響を与える可能性がある。

【RA】