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バイキングスDCフローレスとは話していないとドルフィンズQBタゴヴァイロア

2024年08月27日(火) 13:04


マイアミ・ドルフィンズのトゥア・タゴヴァイロア【NFL】

マイアミ・ドルフィンズのクオーターバック(QB)トゥア・タゴヴァイロアは現地26日(月)に報道陣に対し、ミネソタ・バイキングスの守備コーディネーター(DC)ブライアン・フローレスがドルフィンズのヘッドコーチ(HC)を務めていた際のコーチングスタイルに対して批判的な発言をしてから、フローレスとは会話を交わしていないと明かした。

タゴヴァイロアは「これ以上、つけ加えたいことはない」と言い、先週に臨んだ『The Dan Le Batard Show with Stugotz(ザ・ダン・ル・バタード・ショー・ウィズ・スタゴッツ)』でのインタビューでフローレスを“ひどい人”と呼んだことについて詳しく語ろうとしなかった。

フローレスは先週、予定されていた記者会見の中でタゴヴァイロアの発言について触れ、その発言に傷ついたことと、タゴヴァイロアが言ったことを真摯に受け止めたことを認めている。

「これだけは言っておきたい。私はトゥアの成功を心から喜んでいるし、彼の活躍を心から祈っている」とフローレスは先週に報道陣に述べた。

フローレスはこの先、今回の件についてタゴヴァイロアと話すことに前向きであることを示唆している。一方のタゴヴァイロアは月曜日に、まだフローレスの発言を見ていないと明かした。

タゴヴァイロアは、フローレスがアラバマ大学のスター選手だった自分にそれほど否定的な感情を抱いていたのであれば、なぜ2020年シーズンに先発のライアン・フィッツパトリックを下げて新人の自分を起用したと思うのかと質問されている。

当時、フィッツパトリックが6試合を通してパス成功率70%以上、1,535ヤード、タッチダウン10回を記録していたことを踏まえると、そのタイミングはやや奇妙だった。確かにインターセプトは7回と多かったが、ドルフィンズはフィッツパトリックをベンチに下げるまでの4試合で3勝を挙げていた。

タゴヴァイロアは月曜日に、フィッツパトリックがベンチに下げられた理由について考えがあると述べたものの、それに関する自身の見解は明かさなかった。

「それは良い質問だ」と答えたタゴヴァイロアはこう続けている。

「正直、今はその質問に答えないつもりだけど、その理由は分かっていると思う。それについて推測するつもりも、誰かに考えを話すつもりもない。考えたいように考えてくれ」

「でも、それ以外の部分は組織内にとどめておくことになるだろう」

タゴヴァイロアはクオーターバックとヘッドコーチの関係が重要だという考えを強調しており、以前には、2年以上にわたって現ドルフィンズHCのマイク・マクダニエルと築いてきた関係を称賛していた。

「これはクオーターバック主導のリーグだ」と語ったタゴヴァイロアは次のように続けている。

「俺は(関係が重要だと)100パーセント考えている。良いチーム、良いクオーターバックがなければ、このリーグでは多くのことを成し遂げられないと思う」

「もちろん、良いディフェンスを持つこともできる。でも、このリーグには本当に優れたオフェンスがあるし、得点を重ねる必要も、そのための方法を見つける必要もある。俺は確実にそう信じている」

【RA】