コマンダースの新スタジアム完成は2030年が「妥当な目標」とハリスオーナー
2024年08月27日(火) 13:31ワシントン・コマンダースのオーナーであるジョシュ・ハリスは現地25日(日)夜、新しいスタジアムが2030年シーズンに間に合うようオープンできることを期待していると語った。
ハリスはコマンダースのプレシーズン最終戦の前に「具体的な日付を予測することはできないものの、そこが妥当な目標だと思う」とコメント。
チームのコマンダース・フィールドでの契約上の義務は2027年に終了するものの、コマンダースは無期限でそこでプレーを続けることができる。
ハリスとそのオーナーグループは現在、 ワシントンのダウンタウンにあるRFKスタジアムが占めている場所を候補地として検討することを期待しているが、まずは連邦政府がこの土地のコロンビア特別区への委譲を承認する必要がある。
アメリカ下院はこれを承認したが、上院はまだ承認していない。ハリスは11月に行われる選挙の後のレームダック・セッション(当選した議員が登院して審議会が開かれる翌年1月までの期間)で上院が行動を起こすことを期待していると述べ、新政権が発足すると何が起こるか、「予測するのは大変難しい」と指摘した。
また、ハリスは2027年にワシントンD.C.でのNFLドラフト開催を期待していると言及。理想的には、アメリカ議会議事堂とリンカーン記念館の間のナショナル・モールで開催したいと考えているという。
コマンダースはその実現に向けて、NFLと国立公園局に働きかけている。
ハリスは次のように述べた。
「そのアイデアを考えてみてほしい——まだ実現していないから、私がここで何かを発表するわけではないが——モールでドラフトを行うということを考えてみよう。ワシントン市にとっても、NFLにとっても、どれほどエキサイティングなことか。みんながそれを分かっているが、国立公園局との間には、明らかに多くの複雑なことがある・・・だが、私はそれが実現すると信じており、あとはいつになるかの問題だ」
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
【KO】