首を負傷したパッカーズRBディロンがIR入りで今季終了
2024年08月28日(水) 09:59ランニングバック(RB)A.J.ディロンが2023年シーズン終盤の試合を欠場する原因となったケガによって、2024年シーズンが始まる前に戦線離脱することになった。
現地27日(火)、ディロンは復帰指定がない状態で故障者リザーブ(IR)に登録され、今季の全試合を欠場することになっている。
肩を負傷しているタイトエンド(TE)タイラー・デイビスもまた、IR入りで今シーズンを棒に振る見込みだ。
ディロンが首のケガで離脱したため、ロースターのカットダウン期日にパッカーズのRB陣に残っている選手は先発のジョシュ・ジェイコブス、ドラフト3巡目指名を受けた新人のマーショーン・ロイド――この夏、ハムストリングと股関節に問題を抱えていた――そしてエマニュエル・ウィルソンの3人となっている。また、パッカーズはエリス・メリウェザーやネイト・マクラリーと決別した。
ジェイコブスはフリーエージェント(FA)で獲得した大型選手で、ロイドは将来性にあふれており、ウィルソンはプレシーズンにいいパフォーマンスを見せている。それでも、パッカーズが今週中にもう1人か2人のランニングバックを加える可能性は十分にあるだろう。
ディロンは昨シーズンに15試合に出場し、613ランヤード、タッチダウンラン2回を記録。しかし、シーズン第17週に首を痛めてレギュラーシーズン最終戦とプレーオフでの2試合を欠場した。ディロンがグリーンベイに戻ってくる可能性は低いと見られていたが、パッカーズはディロンを引きとめるために珍しい4年のクオリファイングオファーを提示している。
しかし、首を痛めたことを踏まえると、ディロンの今シーズン以降の将来は危ういと言えよう。
【RA】