現地27日（火）、ワシントン・コマンダースが『Northwest Federal Credit Union（ノースウェスト・フェデラル・クレジット・ユニオン）』との契約を発表し、ホームフィールドがノースウェスト・スタジアムに改名されることが明らかとなった。

このスタジアムは、1999年から数カ月前までフェデックス・フィールドとして知られていたが、8年契約に伴って改名されたとチームは発表している。『FedEx（フェデックス）』は当初の契約満了まで2年を残して今年2月にネーミングライツ契約を終了し、それ以降、スタジアムは暫定的にコマンダース・フィールドと呼ばれていた。

情報筋によると、この新しい契約は、フェデックスが2億500万ドル（約295億4,460万円）の契約で支払っていた年間750万ドル（約10億8,090万円）よりも平均して価値が高いという。情報を提供した人物は、財務条件がまだ公表されていないため、匿名を条件に『Associated Press（AP通信）』に明かしている。

ノースウエスト・フェデラル・クレジット・ユニオンとの契約により、チームの練習用ジャージにも同社のロゴが入る。

コマンダースのマネージングオーナーを務めるジョシュ・ハリスは、ニューイングランド・ペイトリオッツと対戦したプレシーズン最終戦の前に、2030年までに新しいスタジアムをオープンできることを期待していると述べた。メリーランド州ランドーバーにあるスタジアムの現在のリースは2027年までとなっているが、今回の新しいネーミングライツ契約は、2032年の契約終了前に新しいスタジアムを開設することを妨げるものではない。

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