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タイタンズがラムズからLBジョーンズと2026年ドラフト6巡目指名権を獲得へ、5巡目指名権とトレード

2024年08月28日(水) 12:22


ロサンゼルス・ラムズのアーネスト・ジョーンズ【NFL】

オフシーズンのロースター見直しを続けるテネシー・タイタンズが、カットダウン期日にタックルの名手をチームに加えている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じたところによると、タイタンズがロサンゼルス・ラムズとの間で、ラインバッカー(LB)アーネスト・ジョーンズのトレードを最終調整中だという。

タイタンズは2026年ドラフト5巡目指名権と引き換えに、ジョーンズと2026年ドラフト6巡目指名権を獲得すると『NFL Network』のイアン・ラポポートが伝えている。

『NFL Network』のキャメロン・ウルフが現地25日(日)に報じたところによれば、ルーキー契約の最終年を迎えたジョーンズの契約交渉が行き詰まったのを受け、ラムズはここ数日、ジョーンズに関するトレードの話し合いを行っていたという。

それから2日後、トレード先が見つかった。

2021年ドラフト3巡目で指名を受けたジョーンズはタックルの名手へと成長し、2022年にはタックル114回、2023年にはタックル145回とサック4.5回をマーク。ラムズが第56回スーパーボウルを制覇した際にも、ジョーンズは重要な役割を果たしており、ビッグゲームでシンシナティ・ベンガルズを相手にタックル7回、クオーターバック(QB)ヒット3回、サック1回、ロスタックル2回、パスディフェンス1回を記録した。

ラムズは契約上のすれ違いに加え、ジェネラルマネジャー(GM)レス・スニードが先日に高く評価した新人LBオマール・スペーツが台頭してきたことによって、ディフェンス陣のリーダーの1人との別れを決断するに至ったようだ。

タイタンズにとって、ラインバッカーはシーズンを迎えるにあたって明らかに補強が必要なポジションだった。ラン・カートンGMは33試合の先発経験を持ち、ボールキャリアを見つけ出し、バックフィールドに突進できるジョーンズを獲得することで、ラインバッカーのポジションにおける疑問にうまく答えている。2年後のドラフトでの下位指名権の交換で実現したこのトレードは、まさに巧妙なやり方だろう。

【KO】