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ドルフィンズWRベッカムがPUPリスト入りでシーズンスタート、少なくとも4試合を欠場へ

2024年08月28日(水) 14:06


マイアミ・ドルフィンズのオデル・ベッカム【NFL】

ワイドレシーバー(WR)オデル・ベッカムの静かで奇妙なオフシーズンが、9月まで続くことになりそうだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロとイアン・ラポポートが現地27日(火)に報じたところによると、ベッカムはレギュラーシーズン開幕時にマイアミ・ドルフィンズのPUP(故障者)リストにとどまる見込みであり、少なくとも2024年シーズンの最初の4試合を欠場することになるという。

ベッカムがPUPリストに残るのはオフシーズンに受けた手術が原因であり、31歳のベッカムと契約する際にドルフィンズはこのことを承知していたとペリセロは伝えている。ベッカムは一貫して復帰に向けた努力を続けてきたが、ドルフィンズは慎重な姿勢を取り、ベッカムにレギュラーシーズンの厳しさに対処することを期待する前に、もう1カ月の猶予を与え、フットボールの感覚を取り戻させることを選んだ。

ベッカムがチームを選ぶときは、そのことが常に周囲に影響をおよぼしてきた。クリーブランド・ブラウンズへのトレード、その後のラムズへの移籍、2022年シーズンのフットボールからの離脱(ただし、いくつかのチームとの交渉はあった)、そして2023年にボルティモア・レイブンズに加わる決断まで、ベッカムの動きは常に話題となってきた。ドルフィンズへの移籍も例外ではなかったものの、実際の活動がないため、少なくともフィールドでの動きという点では、ロースター上でまるで幽霊に等しい存在となっている。キャンプが始まって以来、ベッカムはドルフィンズの練習に参加しておらず、プレシーズンの全試合でサイドラインからチームメイトを見守っており、問題は解決されないままだった。

今、この問題については少し明確になった。あとはドルフィンズファンがベッカムの復帰を待つだけだ。その時になれば、ベッカムがドルフィンズの爆発的なオフェンスに貢献できるのか、それともその全盛期は過ぎ去ってしまったのかが分かるだろう。

【KO】