『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロとマイク・ガラフォロが現地28日（水）に報じたところによると、ニューヨーク・ジェッツが元ミネソタ・バイキングスのドラフト1巡目指名のセーフティ（S）ルイス・シネと練習生として契約したという。

シネはジェネラルマネジャー（GM）クウェシ・アドフォ・メンサとヘッドコーチ（HC）ケビン・オコンネルからなるバイキングスの首脳陣から、2022年にドラフト1巡目の全体32位で指名を受けた。各チームがロースターを53名にカットダウンする中、シネは火曜日に放出されている。バイキングスがシネを放出する前には、トレードのうわさが浮上していた。

シネはルーキーイヤーのシーズン第4週に恐ろしい足の複雑骨折に見舞われ、長期療養を余儀なくされている。

昨シーズンに復帰し、7試合に出場したシネは、主にスペシャルチームで起用されていた。シーズン第16週に敗戦したグリーンベイ・パッカーズ戦では、守備陣の一員としてタックル1回をマーク。シネはレギュラーシーズンの10試合で守備スナップに合計で10回参加した。

ジェッツは新たなスタートがシネにとって良いものとなることを期待している。ジョージア大学に所属していたシネは、2021年にオールSEC（サウスイースタン・カンファレンス）のファーストチームに選ばれ、そのシーズンにブルドッグスのナショナルタイトル獲得に貢献。2022年のカレッジフットボール・プレーオフ・ナショナルチャンピオンシップゲームでも活躍したシネは、ジョージア大学がアラバマ大学を33対18で破った試合でディフェンシブ・プレーヤー・オブ・ザ・ゲームに選ばれている。

【KO】