ニュース

ライオンズが練習生としてWRのティム・パトリックおよびアレン・ロビンソンと契約

2024年08月29日(木) 12:06


ティム・パトリック【NFL】

ワイドレシーバー(WR)ティム・パトリックが1日足らずで新しい所属先を見つけた。

現地28日(水)、パトリックはデンバー・ブロンコスからカットされた翌日に練習生としてデトロイト・ライオンズと契約している。

新たに加わるベテランワイドレシーバーはパトリックだけにとどまらず、ライオンズはニューヨーク・ジャイアンツから火曜日にカットされたアレン・ロビンソンとも契約を結んだ。

パトリックがライオンズにフィットするという考えは理にかなっている。今オフシーズンにジョシュ・レイノルズがブロンコスに移籍したことを受け、ライオンズがWR陣にベテランの選択肢を必要としていたのは明らかだった。また、プレシーズン中にライオンズのトップ3以外のレシーバーで、第4の選択肢としての役割を確立するために大きく前進した選手は(いたとしても)ほとんどいなかったため、その問題はより深刻なものとなっていた。

火曜日、ライオンズはアメリカ東部時間16時に期限を迎える前にロースターを53名に絞るべく、ドノヴァン・ピープル・ジョーンズ、ダリース・フォウンタン、トム・ケネディを放出した一方で、モーリス・アレキサンダー、ジャロン・カルフーン、ケイデン・デイビスをウェイバーにかけている。パトリックとロビンソンを加えたライオンズは、ケネディも呼び戻す見込みだ。

過去に4シーズンにわたってシカゴ・ベアーズに所属していたロビンソンは、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区にはなじみがある。ジャクソンビル・ジャガーズでキャリアを開始した後にベアーズに移籍したロビンソンは、ベアーズで過ごした2021年シーズンを最後にジャーニーマンとなった。続く2シーズンでそれぞれロサンゼルス・ラムズとピッツバーグ・スティーラーズに所属していたロビンソンは、今年の春にジャイアンツと契約している。

一方、この2シーズンをケガで棒に振ったパトリックは、復帰を試みている最中だ。ブロンコスがインディアナポリス・コルツと対決したプレシーズン初戦では2年ぶりにレシーブを記録し、2024年シーズンに成功を収めるべく勢いを増しているように見えたが、人数調整の影響でチームから外されることになった。

ライオンズはすぐにパトリックを活用する方法を見つけるかもしれない。

【RA】