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先発QBについて「決定した」とペイトリオッツHCメイヨ、現地木曜日に発表予定

2024年08月29日(木) 11:55


ニューイングランド・ペイトリオッツのジェロッド・メイヨ【NFL】

ヘッドコーチ(HC)ジェロッド・メイヨはニューイングランド・ペイトリオッツの先発クオーターバック(QB)に関する決断を、あと1日だけ秘密にするようだ。

ヘッドコーチとしての初年度を送るメイヨは現地28日(水)に記者団に対し、シーズン初戦のクオーターバックをジャコビー・ブリセットにするか、それともドレイク・メイにするかを決定したものの、まずは選手たちに伝えたいと明かした。

メイヨHCは「みんながそれを知りたがっているのは分かっている。明日、個々の選手たちと話をする。明日はチームミーティングを開く予定だから、その後、みなさんにもお伝えしよう」と述べ、こうつけ加えている。

「そう、われわれは決断を下したが、まだ伝えていない。正直なところ、彼らには他の誰から聞く前に、まず私から聞いてもらいたい」

ロースターのカットダウンとウェイバーでの獲得があったため、水曜日に行われたメディアセッションの前に選手たちに伝える時間がなかったとメイヨHCは指摘。

メイヨHCは、攻撃コーディネーター(OC)アレックス・ヴァン・ペルトから助言を受けており、他のスタッフもシーズン第1週の先発クオーターバックについて意見を持っているが、最終的な決断を下すのは自分だと語った。

「彼らもこのプロセスを経てきた。彼らはこの選手たちと春を経て、トレーニングキャンプも一緒に過ごしてきた。みんな、誰が先発クオーターバックになるべきかについて意見を持っているが、私が他の誰かに説明する必要はないと思う。これは私の決断であり、うまくいかなければ責めるべきは私だ」

トレーニングキャンプに入る時点で、ブリセットはシーズン第1週の先発争いで優位に立っていたが、メイが肩の強さやポケット内での巧みな動き、そして理想的とは言えない状況下でも向上したプレーを披露したことで、ベテランのブリセットにプレッシャーをかけている。メイのフィールド上での成長とリーダーとしての存在感を増したことで、プレシーズン開始時点で見られたほど明白な差はなくなり、メイヨHCは今週、ルーキーであるメイが試合で「よりよいプレーをしている」と認めた。

メイヨHCにとっての大きな課題のひとつは、不安定で苦戦しているオフェンシブライン(OL)の後ろにルーキーであるメイを投入することを望むかどうかだ。

9月8日(日)に開幕戦でシンシナティ・ベンガルズと対戦する際はブリセットが先発し、メイはその後にデビューを果たすのだろうか。それとも、1年目のヘッドコーチであるメイヨは、最初からフランチャイズの顔としてメイを起用するのだろうか?

メイヨHCは水曜日に「ひとつ言っておきたいのは、今日のチームにとって良いことが、数週間後にはチームにとって良くないかもしれないことを忘れてはいけないということだ」とコメントし、次のように続けた。

「今はすべての試合に勝ちたいと思う一方で、われわれはここニューイングランドで特別なものを築き上げようとしている。だから、それが私にとっての挑戦だった」

【KO】