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チャージャーズがファルコンズとのトレードでQBハイニケを獲得

2024年08月29日(木) 14:37


アトランタ・ファルコンズのタイラー・ハイニケ【AP Photo/Matt York】

クオーターバック(QB)タイラー・ハイニケが西部へ向かう。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地28日(水)に報じたところによれば、ロサンゼルス・チャージャーズがフランチャイズクオーターバックのジャスティン・ハーバートのバックアップの層を厚くすべく、アトランタ・ファルコンズとのトレードでハイニケを獲得したという。ファルコンズは見返りとして、ハイニケのプレー時間に基づいて確定する条件付きの2025年ドラフト6巡目指名権をチャージャーズから受け取る。

ハイニケがカーク・カズンズとマイケル・ペニックスJr.の後ろでファルコンズのロースターに残っていたことは、火曜日のロースター締め切り時点ではやや意外だった。しかし、ファルコンズはクオーターバックを必要とするチームを見つけている。チャージャーズはバックアップQBイーストン・スティックがプレシーズンでひどく苦戦したのに加え、火曜日にルイス・ペレスをカットしており、クオーターバックの補強を必要としていた。

ハーバートは足底筋膜炎から回復して練習に戻っているが、ヘッドコーチ(HC)ジム・ハーボーは2024年シーズンに向けて、スティックよりも信頼できるバックアップを必要としていた。

ハイニケは安全策を取るタイプではないが、経験豊富で、交代出場時にチームを引き上げる実績を持っている。

これまでにヒューストン・テキサンズ、カロライナ・パンサーズ、ワシントン・コマンダース、そしてファルコンズでプレーしてきたハイニケは、通算で38試合に出場し、そのうち29試合に先発して13勝15敗1分という戦績を残した。ハイニケはキャリア通算で6,635ヤード、タッチダウン39回、インターセプト28回をマーク。今プレシーズンでは目立った活躍がなかったハイニケは、パスアテンプト44回、パス成功率45.5%、206ヤード、タッチダウンとインターセプトなしという記録で終わった。

その一方で、同じようにプレシーズンでパス成功率45.5%を記録したスティックは、303ヤードとタッチダウン1回をマークしたが、インターセプト3回を喫したのが目立っている。スティックは昨シーズンに、ハーバートがシーズン終了を告げる指の手術を受けていた際に多くの出場機会を得た。スティックが先発クオーターバックを務めた時、チャージャーズは0勝4敗という成績で終わっている。

そのため、ハーバート、ハーボーHC、そしてチャージャーズの仲間入りをする新しい2番手クオーターバックが西海岸に向かうことになりそうだ。

【KO】