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コルツTEグランソンとSトーマスがレギュラーシーズン中にガーディアンキャップを着用へ

2024年08月30日(金) 14:23


フィールドに描かれたNFLシールドロゴ【Matt Patterson via AP】

現地29日(木)、インディアナポリス・コルツのタイトエンド(TE)カイレン・グランソンとセーフティ(S)ロドニー・トーマスが、レギュラーシーズン中にガーディアンキャップを着用する予定だと語った。

昨シーズンに脳しんとうを起こしたグランソンだが、ケガの経歴とは関係なく、ガーディアンキャップを着用することを決断しただろうと『The Athletic(ジ・アスレチック)』に話している。トーマスもジ・アスレチックにその計画を明かした。

グランソンは「シートベルトなんてばかばかしいと思われていたときもあった」とコメント。

NFLは今オフシーズンに頭部のケガを防ぐことに重点を置き、選手の健康と安全を向上させるというリーグの取り組みの一環として、2024年シーズン中に選手がこのキャップを着用することを許可すると発表した。

グランソンとトーマスの他にも、スターランニングバック(RB)ジョナサン・テイラーを含む多くのコルツの選手たちがプレシーズン中にガーディアンキャップを着用。テイラーがレギュラーシーズンゲームでもキャップを着用し続けるかどうかは明らかになっていない。

今年、NFLはクオーターバック(QB)とスペシャリストを除く全ポジションの選手に対して、練習中にガーディアンキャップの着用を義務づけた。また、来シーズンからは選手たちが選べる12種類の新しいヘルメットがあり、そのうち8つはラインマンとクオーターバック向けに作られている。しかし、リーグによると、これらの新しいヘルメットのうち、6つはそれが提供する保護機能により、ガーディアンキャップの着用義務を免除されるという。

ガーディアンキャップが2022年に導入された際、リーグは、1人の選手がキャップを着用した場合は10%、全選手が着用した場合は20%、頭部への接触による衝撃力を軽減できると発表していた。

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