キッカー（K）キャメロン・ディッカーがロサンゼルスに居場所を見つけた。

ロサンゼルス・チャージャーズは現地30日（金）にディッカーと契約延長に合意したと発表。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが報じたところによると、今回の契約は保証額1,250万ドル（約18億4,013万円）の4年2,204万ドル（約32億2,175万円）とのこと。

“ディッカー・ザ・キッカー”の愛称を持つテキサス大学出身のディッカーはドラフト外フリーエージェント（FA）としてロサンゼルス・ラムズでNFLキャリアをスタートさせ、ボルティモア・レイブンズとフィラデルフィア・イーグルスを経てチャージャーズに加わり、2022年のチャージャーズデビュー戦では決勝点となるフィールドゴールを成功させている。この活躍をきっかけに、チャージャーズはダスティン・ホプキンスに代えてディッカーを恒久的に起用するに至った。ディッカーはチャージャーズで過ごした時間を通して一貫したパフォーマンスを披露している。

ここ2シーズンでディッカーは53回中50回のフィールドゴールを決めており、20ヤードから39ヤードのアテンプトは失敗なし（28回中28回成功）、40ヤードから49ヤードは1回のミスにとどまり（16回中15回成功）、50ヤード以上では10回中7回を成功させている。また、エキストラポイントでも59回中59回という完璧な成功率を誇るディッカーは、NFLでしばしば不安定になりがちなポジションにおいて、チャージャーズに安定感を提供している。

チャージャーズがその活躍に応じてディッカーに報いた格好だ。パウダーブルーとゴールドのユニフォームを着るディッカーの姿を見慣れることになるだろう。

【KO】