マイアミ・ドルフィンズのヘッドコーチ（HC）マイク・マクダニエルがサウスビーチで過ごした最初の2年間は、チームにさらなる期待を抱かせた。

現地30日（金）、『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが詳細を知る情報筋に確認した情報として、ドルフィンズがマクダニエルHCと複数年の契約延長に合意したと伝えた。

最初にこのニュースを報じたのは『ESPN』だ。

サンフランシスコ・49ersの攻撃コーディネーター（OC）を担った1年を含め、カイル・シャナハンHCと11年間の時間をともにした後、2022年にドルフィンズと4年契約を結んだマクダニエルHCの当初の契約は2025年まで期間が残っていた。

ドルフィンズに活気あるオフェンスをもたらすことを約束したマクダニエルHCは、2シーズンにわたってそれを果たしてきたと言えよう。

マクダニエルHC率いるドルフィンズ攻撃陣は2022年シーズンに獲得ヤードで6位、得点で11位につけた。昨シーズンには順位を急上昇させ、獲得ヤードで1位、得点で2位にランクイン。ドルフィンズがどちらのカテゴリーでもトップ10に入るのは2001年以来のことだ。ただ、より大きな懸念はディフェンス側にあり、ドルフィンズは3シーズンで3人目の守備コーディネーター（DC）を迎えることになり、2024年にはアンソニー・ウィーバーがビック・ファンジオの後任に就いている。

マクダニエルHCの指導の下、ドルフィンズは2年連続でプレーオフに進出。2000年と2001年に続けてポストシーズンを戦って以来のことだ。

41歳のマクダニエルHCはジェネラルマネジャー（GM）クリス・グリアとの強い連携を示しており、クオーターバック（QB）トゥア・タゴヴァイロアとの最近の大型契約延長を含む、いくつかの重要な動きにおいて組織全体が一枚岩となっている。

マクダニエルHCとフィールド上の主要メンバーが当面の間はチームにとどまることが決まったことで、焦点は24年間に及ぶプレーオフ未勝利の記録を断ち切ることにある。

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