ピッツバーグ・スティーラーズは2024年シーズン初戦を前に、未解決の問題に取り組み続けている。

現地6日（金）に『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが報じたところによると、スティーラーズがタイトエンド（TE）パット・フリーアムスと4年4,840万ドル（約75億7,393万円）の契約延長の条件に合意したという。

この契約延長でNFL参戦から4年目を迎え、10月に26歳の誕生日を控えるフリーアムスは当面の間、スティーラーズに所属することになる。

また、契約のタイミングを踏まえれば、スティーラーズがワイドレシーバー（WR）ジョージ・ピケンズに次ぐオフェンス2番手のパスキャッチオプションとして今シーズンに挑むフリーアムスに対し、現在はもちろん、将来に向けても期待していることを示していると言えよう。

2021年NFLドラフトで全体55位指名されたフリーアムスはこれまでにレシーブ155回、1,537ヤード、11タッチダウンを記録し、地道にプロのキャリアを歩んでいるが、過去2シーズンに関して言えばわずか2回の得点にとどまっており、思うようにエンドゾーンに到達できていない。

それでも、フリーアムスは新たなチームの司令塔となるラッセル・ウィルソンにとって安全弁の役割を果たす存在であり、スティーラーズにとって大事なピースのひとつであることは明白だ。

スティーラーズは今週、ディフェンシブラインマンのキャメロン・ヘイワードとも契約調印に至っており、それに続いてフリーアムスとも契約合意と相なった。

ヘイワードやフリーアムスをはじめ、スティーラーズ一行は新シーズンの幕開けとして現地8日（日）【日本時間9日（月）】にアトランタ・ファルコンズと対戦する予定だ。