ラムズWRナクアがPCL捻挫でIR入り、少なくとも4試合を欠場へ
2024年09月10日(火) 09:55現地8日(日)に行われた試合を途中退場したロサンゼルス・ラムズのワイドレシーバー(WR)プカ・ナクアの離脱期間は長引く見込みだ。
ナクアがPCL(後十字靭帯/こうじゅうじじんたい)を捻挫して故障者リザーブ(IR)入りすることになったと、ラムズのヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイが月曜日に明かした。ナクアは少なくとも次の4試合を欠場する。
ラムズが延長戦の末に26対20で敗れたデトロイト・ライオンズ戦の前半に膝を負傷したナクアは、試合の大半を欠場した。ブルーのメディカルテントに向かったナクアはクエッショナブルとされたが、一時的に試合に復帰。しかし、そのあとカートに乗せられてロッカールームに運ばれた。それはしばらくの間、新進気鋭のワイドレシーバーの姿として人々の記憶に残るかもしれない。
ルーキーシーズンに全17試合に出場したナクアは、合同練習で負傷したことを受けてトレーニングキャンプ中に数週間にわたって離脱していた。
2023年、ナクアはレシーブ数(105回)とレシーブヤード(1,486ヤード)でNFL新人記録を樹立するなど、記録的なルーキーシーズンを過ごしている。
日曜日に行われた試合では、負傷する前にキャッチ4回、35ヤードをマークした。
昨季に一躍注目を浴びたナクアのラムズでの主な役割は、負傷していたクーパー・カップの代役を務めることだった。日曜日にキャッチ14回、110ヤード、タッチダウン1回を記録したカップは、今やクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードとラムズにとって揺るぎないナンバー1レシーバーとなっている。ライオンズ戦でキャッチ5回、キャリアハイとなる79ヤードをマークしたベテランのタイラー・ジョンソンは、より大きな役割を担うようになる可能性が高い。
接戦の末の敗北に加え、23歳のナクアを1カ月にわたって失うことは、2024年シーズンに向けてラムズが期待していた始まり方とは程遠いものだ。
【RA】