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スティーラーズQBフィールズがブロンコス戦で先発見込み、QBウィルソンはふくらはぎのケガに対処

2024年09月11日(水) 11:40


ピッツバーグ・スティーラーズのジャスティン・フィールズ【AP Photo/Phil Pavely】

クオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンとデンバー・ブロンコスの“リベンジゲーム”は保留されるようだ。

ピッツバーグ・スティーラーズのヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンは現地10日(火)に、ウィルソンがふくらはぎのケガに対処しているため、現時点では5日(日)に行われるブロンコス戦に向けてQBジャスティン・フィールズに先発の準備をさせていると明かし、次のように述べた。

「今日ここにいる時点では、ジャスティンがわれわれのクオーターバックになると考えて準備を進めている。それが適切な方法だと思う。推測は時間の無駄だ。ラッセルは負傷している。彼を起用することはできない。だから、みなさんもご存知のとおり、一般的な方針として、私は起用可能な選手と彼らの準備にエネルギーを集中させている」

トレーニングキャンプ序盤に負傷したふくらはぎの痛みがぶり返したため、ウィルソンはシーズン第1週を欠場。フィールズがシーズン初戦のアトランタ・ファルコンズ戦で先発を務め、18対10で勝利している。

トムリンHCはウィルソンが健康であれば日曜日に先発するのかについて回答を避け、それは「本当にもしもの話」だと表現した。

トムリンHCはウィルソンについて「彼と会ってきた。彼は週末よりも今日は調子が良いと感じているようだった」と語り、こうつけ加えている。

「それがどういう意味を持つかは、今日の時点ではまだ分からない。ケガのことに関しては、多くの人に取るのと同じアプローチを取るつもりだ。まず、彼の参加状況、参加の度合い、参加の質から始める。今週は、彼が自分を守ることができるか、成果を出すことができるかを分析する。そこまできたら、彼の出場可否を検討することになるだろう。その場合は、その判断も全体についての考慮に含まれてくる」

先週の初めには明確な先発と目されていたウィルソンだったが、木曜日と金曜日には練習参加が制限され、日曜日の試合に向けてクエッショナブル登録されていた。最終的に、スティーラーズはウィルソンを欠場させている。

フィールズはファルコンズ戦で脚を使ったダイナミックなプレーによって何度か第1ダウンを獲得したが、パスの精度にはばらつきがあった。元ドラフト1巡目指名選手であるフィールズがシーズン第2週に向け、1週間を通してファーストチームの練習に参加し、その強みを生かしたゲームプランを構築することで、パフォーマンスの向上が期待されている。

トムリンHCは火曜日に記者団に対し、次のようにコメントした。

「先ほどジャスティンに会った。彼は今日、ここでいいトレーニングを終えたばかりで、準備のプロセスという点で、彼と一緒に丸々1週間、過ごせるのではないかと興奮している。だが、繰り返しになるが、日々の状況を見ながら判断する。明日、ラス(ウィルソン)が完全に練習に参加するという見込みはない。どの程度になるかは分からない。そこでの結果や状況を見ながら、彼を起用するかどうか、またどの程度考慮するかを臨機応変に決めていく」

【KO】