49ers戦から新たに100ランヤード連続記録を目指すバイキングスRBジョーンズ
2024年09月12日(木) 16:15初めてミネソタ・バイキングスの一員としてプレーした試合で、ランニングバック(RB)アーロン・ジョーンズは6試合連続の100ランヤード突破を達成するのにあと6ヤード届かなかった。
ジョーンズはヘッドコーチ(HC)ケビン・オコンネルがその達成を後押ししようとしてくれたことに感謝している一方で、次のサンフランシスコ・49ers戦からまた新たに記録を積み上げていくことを目指している。
現地11日(水)、ジョーンズは「今週とそれに続く数週で達成するつもりだ」と語った。
バイキングスの一員としての初戦で、ジョーンズはこれまでと同様に危険な存在と化し、キャリー14回で94ヤード(キャリー平均6.71ヤード)、タッチダウン1回を記録している。
2023年シーズン終盤に3試合連続で100ランヤード超えを達成したジョーンズは、プレーオフでの2試合でも連続して100ランヤードを突破し、グリーンベイ・パッカーズ時代を締めくくった。
ジョーンズはニューヨーク・ジャイアンツ相手に28対6で圧勝した日曜日の試合で、一度はRBマイルズ・ガスキンと交代しそうになったが、その後にフィールドに戻っている。
「それに関してはケブ(オコンネルHC)を本当に尊敬している」とジョーンズはコメント。「俺をそのまま出してくれたんだ。マイルズが入ろうとしていたのにね。それは自分にとって特別なことだった。選手たちはコーチやKOC(オコンネルHC)のことをよく知っている。マイルズがフィールドに入ろうとした後、止まって、フィールドから離れるのを見届けたとき、みんなは俺のことを“もうすぐ100ヤードに届くだろ、彼が100ヤードを達成させてくれるはずだ”って感じで見てきたからね」
その後、クオーターバック(QB)サム・ダーノルドはジョーンズにあと1回のキャリーで100ランヤードに到達できるはずだと伝えた。最後のキャリーでは1ヤードしか獲得できず、結果的に記録の更新を逃したものの、チャンスが与えられたことに感謝しているジョーンズは、次のように話している。
「達成はできなかったけど、その機会をもらうことができた。そんな機会を与えられる人は多くないから、そのことに関してはコーチに感謝したい。特別なことだった」
ジャイアンツ戦ではチームの中心として大勝に貢献したジョーンズだが、49ersと対決するバイキングスのホームデビュー戦では、はるかに厳しい道のりが待ち受けていると予想している。次も100ヤードの獲得を目指しているものの、まずはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンの49ersに対して敬意を表したジョーンズはこう話している。
「彼らが基準だ。前回のカンファレンスチャンピオンだから、それが基準なんだ。それがこのリーグにおける他の全チームが目指している場所だ。だから、尊敬の意を表したい」
月曜夜、49ersはニューヨーク・ジェッツのラン攻撃をわずか68ヤードに抑えて勝利をつかんだ。この試合でジェッツのスターRBブリース・ホールの記録はキャリー16回で54ヤード(キャリー平均3.4ヤード)にとどまっている。
それでも、水曜日に終始笑顔を浮かべていたジョーンズは、日曜日から新たに連続記録を積み上げていくことに対して非常に前向きな姿勢を見せた。
パッカーズでの7シーズンを通して、49ersと7回――レギュラーシーズンで4回、プレーオフで3回――対戦してきたジョーンズ。49ers戦で100ランヤードを超えたのは1試合だけだが、それを達成したのは最後に対戦したときだ。つまり、パッカーズが敗退し、ジョーンズのパッカーズ時代に終止符を打つことにつながった昨季のディビジョナルラウンドでの記録ということだ。
ジョーンズは最後に100ランヤード超えを達成したときの相手である49ers守備陣との対決で、新たにその連続記録をスタートさせることを目指している。
ジョーンズは「16試合連続で達成できたらいいなと思っている」と語った。
【RA】