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チーフスWRブラウンがIR入り、肩の手術を受ける予定

2024年09月14日(土) 09:39


カンザスシティ・チーフスのマーキス・ブラウン【Kevin Sabitus via AP】

カンザスシティ・チーフスのワイドレシーバー(WR)マーキス・ブラウンが肩の負傷により、当初の予想よりも長く離脱することになりそうだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地13日(金)に報じたところによると、ブラウンは負傷した胸鎖関節の手術を受けることになっており、故障者リザーブ(IR)入りするという。

チーフスのヘッドコーチ(HC)アンディ・リードは金曜午後に、ブラウンが来週の月曜日に手術を受ける予定だと明かした。

ブラウンは当初、プレシーズン序盤に見舞われたケガの手術は必要ないと言われ、復帰は9月中と見られていただけに、このニュースは驚きだ。今週の練習復帰を目指していたブラウンだったが、それどころか、少なくともあと4試合は欠場することになる。

13日、ブラウンは手術が必要だと分かった時の心境をソーシャルメディアで次のようにつづっている。

「手術が必要だと分かった瞬間、最初に襲ってきた感情の波は失望、いらだち、そして悲しみだった。でも、その感情も1日かそこらで消えたよ。神を信じているから。これも一時的なものだって信じている。目の前に素晴らしいチャンスがあるかもしれないけどね。まだ終わっていないし、これが神が自分に用意していた道ではなかったんだと思う。今はそれでまったく問題ないさ」

「みんなに伝えたいんだけど、物事がうまくいっている時も、思い通りにいかない時も、信じることを忘れないでほしい。どんな状況でも、神を頼りにして、信じるんだ・・・さあ、それじゃあ素晴らしいフットボールを楽しもう!!」

「レッツゴー、チーフス!! 近いうちに会おう」

ブラウンはクオーターバック(QB)パトリック・マホームズの待望の武器となるべく、3月にフリーエージェント(FA)でチーフスに加入。そんなブラウンはチーフスのプレシーズン初戦の最初のプレーで1回のレシーブを記録したが、すぐに胸鎖関節のケガ——フットボールよりも交通事故でよく見られるケガ——に見舞われた。それはまさに一瞬の出来事で、ブラウンは一晩の入院が必要となったが、翌朝には退院している。

かつてチーフスに所属していたWRタイリーク・ヒル(現在はマイアミ・ドルフィンズ)も2019年に同様のケガに見舞われたものの、1カ月の欠場で復帰したことから、チーフスはブラウンにも同様の早期回復を期待していた。しかし、残念ながら、2019年ドラフト1巡目指名のブラウンの場合はそうはいかないようだ。

チーフスはアメリカ東部時間15日(日)16時25分【日本時間16日(月)5時25分】にシンシナティ・ベンガルズをホームで迎え撃つ。

【KO】