パッカーズのクオーターバック（QB）ジョーダン・ラブはシーズン第1週で膝を負傷したものの、最悪の事態は避けられた。1週間の治療を経て、ラブが次戦でプレーする可能性すら浮上している。

現地13日（金）、パッカーズは日曜日に控えるインディアナポリス・コルツ戦に向けてラブの出場状況を公式にクエッショナブルとした。

パッカーズのヘッドコーチ（HC）マット・ラフルアーは金曜日、記者団に「彼はいい調子だ。素晴らしい姿勢で、懸命に取り組んでおり、毎日良くなっている」と述べた。

シーズン第1週にブラジルのサンパウロでパッカーズがフィラデルフィア・イーグルスに敗れた試合の終了間際、残り数秒のところでラブが膝を負傷。期待が高まっていた2024年シーズンの幕開けでウィスコンシン州中のファンを落胆させた。ラブの負傷により、パッカーズは最後の2回のプレーにおいて、先ごろ獲得したバックアップQBのマリク・ウィリスに頼らざるを得なかった。さらなる検査の結果、ラブはMCL（内側側副靭帯／ないそくそくふくじんたい）を捻挫していたことが判明し、パッカーズがラブを長期にわたって欠くことにはならないかもしれないという新たな希望が生まれている。

キャリアを通してわずか3回の先発経験しかないウィリスはシーズン第2週での先発出場の可能性に備えて“猛烈に”準備を進めている。

ラブがクエッショナブルとして登録されたことで、パッカーズは日曜日にウィリスを起用する必要がなくなる可能性もある。とはいえ、“クエッショナブル”とは文字通り、不確実な状況を意味している。

【KO】