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ふくらはぎ負傷のスティーラーズQBウィルソン、ブロンコス戦はクエッショナブル

2024年09月14日(土) 11:41


ピッツバーグ・スティーラーズのラッセル・ウィルソン【AP Photo/Matt Freed】

クオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンがかつて在籍したチームとの対戦で復帰する可能性はまだ残されている。

現地15日(日)にピッツバーグ・スティーラーズの一員としてウィルソンが古巣であるデンバー・ブロンコスとの試合に出場するかどうかは確定しておらず、ヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンが金曜日、クエッショナブルであることを発表した。

トレーニングキャンプからレギュラーシーズンに入っても長引くふくらはぎの故障のため、ウィルソンはシーズン第1週に行われたアトランタ・ファルコンズ戦を欠場し、代わりにジャスティン・フィールズが先発を務めている。

トムリンHCは火曜日に、スティーラーズはフィールズが先発するものとして準備を進めていると述べていた。しかし、ウィルソンは今週の間に十分な回復を見せているようで、2022年シーズン前にウィルソンを獲得するために多くの選手とドラフト指名権を費やしたブロンコスとの試合に、ウィルソンが先発する可能性はまだ残されている。

2022年にブロンコスのナサニエル・ハケットHCの下で苦戦したウィルソンは、2023年には改善の兆しを見せたものの、ショーン・ペイトンHC指揮下でも結果を出せずに失速。2023年シーズンの最後の2試合ではベンチに下げられたウィルソンは今オフシーズンにブロンコスからリリースされ、スティーラーズに移籍することになった。

ウィルソンが日曜日に先発出場することになれば、新しいチームでのデビュー戦が古巣相手となるのは、ウィルソンにとってはこれで2回目となる。

ウィルソンはシアトル・シーホークスで10年間プレーし、スーパーボウル制覇に加えて9度のプロボウ選出を果たした後、ブロンコスにトレードされた。ブロンコスでのデビュー戦はシーホークスを相手に迎えたものの、惜しくも敗れてウィルソンが苦いスタートを切ったことは人々の記憶に残っている。

ただ、35歳のウィルソンが先発する可能性はまだ低そうだ。

ウィルソンはシーズン第1週でフィールズがスティーラーズを率いてファルコンズに18対10で勝利するのを見守っていた。25歳の元シカゴ・ベアーズのクオーターバック、フィールズはタッチダウンドライブこそなかったものの、ターンオーバーもなく、パスで156ヤード、ランで57ヤードをマークし、6回のドライブでフィールドゴールに導いている。

1勝0敗のスティーラーズはアメリカ東部時間15日(日)16時25分【日本時間16日(月)5時25分】に、ホストを務める0勝1敗のブロンコスと対戦する。

【KO】