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“ケガを偽装している”という憶測に反論するベンガルズWRヒギンズ

2024年09月14日(土) 17:53


シンシナティ・ベンガルズのティー・ヒギンズ【AP Photo/Jay LaPrete】

シンシナティ・ベンガルズのスターワイドレシーバー(WR)ティー・ヒギンズは今オフシーズンに望んでいた長期契約を手に入れられなかったが、契約上の問題で欠場しているわけではない。

ヒギンズは自身の欠場が契約に関係しているという憶測を完全否定した。ヒギンズは現地9月5日(木)の練習中にハムストリングを痛めてから、ずっと離脱している。

12日、ヒギンズは『ESPN』のベン・ベイビーに「契約延長の期限はもう過ぎているのに、なんでファンは俺がケガを偽装していると思うのか理解できない。なんで彼らは俺がケガしたふりをしているなんて思うのか、本当に理解できないよ。俺にはまったく意味が分からない」と語った。

シーズン第2週の復帰もどうやら難しそうだ。ベンガルズのヘッドコーチ(HC)ザック・テイラーは今週の金曜日に、日曜日に行われるスーパーボウル王者カンザスシティ・チーフスとの試合にヒギンズが出場するかはダウトフルだと記者団に明かした。

今オフシーズン、ベンガルズは2,180万ドル(約30億7,042万円)のフランチャイズタグをつけ、ヒギンズがオープン市場で契約を結ぶのを阻止した。7月15日の期限が過ぎた後、ヒギンズは1年契約でしかプレーできないため、この段階で欠場してもほとんどメリットはない。

ヒギンズは木曜日に『ESPN』に「シーズン第1週の初めに、フィールドで圧倒的なプレーをするために準備していた。残念ながら、試合の4日前にハムストリングを痛めてしまったんだけど、それほど悪くないと思っていたから、練習後にあのコメントをしたんだ」と話し、こう続けた。

「次の日に検査を受けるまで、正直、そんなに悪いとは思っていなかった。でも、思っていたより悪かったんだ」

シーズン初戦に向けて“絶好調”という手応えを感じていたにもかかわらず、ハムストリングを痛めてしまったのだとヒギンズは説明した。ヒギンズは8日に行われたニューイングランド・ペイトリオッツ戦を欠場し、今週の練習にも参加していない。

ヒギンズは「チームメイトには、ティー・ヒギンズの100%を見せたいんだ、分かるだろ? フィールドに立つためだけに50%の状態で、中途半端なプレーをするのは嫌なんだ」と語った。

【KO】