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49ersのRBマカフリーがIR入り、少なくとも4試合を欠場へ

2024年09月15日(日) 09:22


サンフランシスコ・49ersのクリスチャン・マカフリー【AP Photo/Frank Franklin II】

サンフランシスコ・49ersはスターランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーを欠く中、シーズン第1週に勝利を収めた。

少なくとも今後4週間、49ersはシーズン第1週と同様にマカフリーなしで試合に臨むことになる。

現地14日(土)、49ersがふくらはぎのケガとアキレス腱炎(けんえん)からの回復を目指しているマカフリーを故障者リザーブ(IR)に登録すると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話をもとに報じた。その後、チームが正式に公表している。

昨シーズン、タッチ数(339回)、ランヤード(1,459ヤード)、スクリメージヤード(2,023ヤード)、スクリメージタッチダウン数(21回)でリーグ内トップまたはトップタイとなる数字をマークしたマカフリーは、AP通信オフェンス部門年間最優秀選手賞を獲得した。

2022年10月にチームに加わって以来、49ersの圧倒的な強さの立役者となってきたマカフリーは、過去2年にそれぞれNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームとスーパーボウルで敗れてきた49ersが、なんとしてもその壁を乗り越えようと奮闘する中、今季も重要な役割を担うことになっていた。

トレーニングキャンプの大半を欠席していたマカフリーは、ヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンが8月6日に発表したふくらはぎの痛みが原因で、プレシーズンゲームにも出場していなかった。

しかし、シャナハンHCがマカフリーのふくらはぎについて発表してから数週間後に、ケガに対処しているマカフリーの準備状況に心配はないと話していたため、脅威レベルは低いと見られていた。また、レフトタックル(LT)トレント・ウイリアムスのホールドアウトや、契約問題を理由にワイドレシーバー(WR)ブランドン・アイユークがホールドインしていたことなど、より大きな問題が差し迫っているように見えていた。

しかし、そうした対立はどちらもシーズン第1週を前にして終わりを迎え、ウイリアムスとアイユークはニューヨーク・ジェッツに32対19で勝利したマンデーナイトフットボールに出場している。

驚くべきことに、その試合に出場しなかったマカフリーは、これからの数週間も欠場することになった。

シーズン初戦でマカフリーの代わりに49ersのRB1として出場したジョーダン・メイソンは、タッチ29回で152ヤード、タッチダウン1回を記録する活躍を見せた。それは49ersにとって、最も危険な武器であるマカフリーの不在を耐え抜く中で明るい兆しとなる素晴らしいパフォーマンスだったが、オールプロに2回選出され、NFL屈指のパスキャッチ能力を持つ万能選手であるマカフリーがもたらすものは何にも代えがたい。

月曜日と同様にマカフリーの不在を補うために、ワイドレシーバー(WR)ディーボ・サミュエルのバックフィールドでの出場時間が増える可能性が高い。さらに、49ersはシーズン第1週に合わせて3回の攻撃スナップに参加したRBアイザック・ゲレンドおよびRBパトリック・テイラーの出場機会を増やし、新たに主力RBとしての役割を担う可能性があるメイソンの体力を温存することになるかもしれない。

49ersは次の4週間でミネソタ・バイキングス、ロサンゼルス・ラムズ、ニューイングランド・ペイトリオッツ、アリゾナ・カーディナルスと対戦する予定だ。IR入りで余儀なくされる欠場期間を最短に抑えた場合、マカフリーは現地10月10日(木)【日本時間11日(金)】に行われるシアトル・シーホークスとのサーズデーナイトフットボールで復帰を果たす。

その試合からシーズン第9週にバイウイークを迎えるまでの間に、49ersはカンザスシティ・チーフスおよびダラス・カウボーイズとホームで対戦する。

【RA】