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RBパチェコの負傷を受けてチーフスがRBカリーム・ハントと再契約へ

2024年09月18日(水) 09:36


カリーム・ハント【AP Photo/Kirk Irwin】

ランニングバック(RB)カリーム・ハントがカンザスシティ・チーフスに戻ってくる。

現地17日(火)、先発RBアイゼア・パチェコが10月いっぱい出場できない可能性が高いことから、チーフスがハントと練習生として契約すると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが報じた。

2018年12月にクリーブランドのホテルで口論の末に女性を突き飛ばしたり蹴ったりする様子を捉えた映像が公開されたことを受け、チーフスからウェイバーにかけられたハントは、約6年ぶりにチームに戻ってくる。

2017年シーズンに新人でありながらリーグトップの1,327ヤードをマークし、プロボウルに選出されたハント。当時のハントはチーフスに完ぺきにフィットしていた。

今後、ハントはパチェコが復帰するまでチーフスの穴を埋めることになるだろう。

日曜日に勝利したシンシナティ・ベンガルズ戦で腓骨を骨折したパチェコは、治療のために少なくとも6週間、離脱すると見込まれている。

ハントと契約することで、チーフスは新人のフルバック(FB)カーソン・スティールや、デンバー・ブロンコスからカットされてからチーフスに加入して約3週間になるRBサマジェ・ペリーンが属するバックフィールドを、29歳のハントが手助けしてくれることを期待している。ベテランRBクライド・エドワーズ・イレアーは現在、NFI(非フットボール故障者)リストに置かれており、シーズン第5週まで復帰する資格がない状態だ。

2019年から昨シーズンまでクリーブランド・ブラウンズでプレーしていたハントは、その間に64試合に出場して2,285ランヤード、3,342スクリメージヤードを記録。一方、チーフスでの出場試合数は27試合だったが、2,151ランヤード、2,984スクリメージヤードを稼いでいた。

チーフスはハントがリーグを沸かせていたキャリア最初の2シーズンのような活躍を見せることを期待しているわけではないが、パチェコが回復するまでの間、チームの助けとなるベテランを求めている。

【RA】