サンフランシスコ・49ersとロサンゼルス・ラムズの対決において、欠場の可能性のあるスター選手がもう1人、浮上した。

49ersのタイトエンド（TE）ジョージ・キトルがハムストリングを痛めて現地22日（日）に控えたラムズ戦出場がダウトフルとなっている。

5度のプロボウラーであるキトルは木曜日の故障者レポートにその名が記載され、負傷者が相次ぐ49ersの苦境に拍車をかけている。

ランニングバック（RB）クリスチャン・マカフリー（ふくらはぎ／アキレス腱）はすでに故障者リザーブ（IR）に入っており、ワイドレシーバー（WR）ディーボ・サミュエルはふくらはぎの負傷で今週の試合を欠場することが決まり、少なくとも来週もプレーできない可能性が高い。さらに、パスラッシャーのニック・ボサ（あばら骨）とコーナーバック（CB）シャーバリウス・ウォード（ハムストリングおよび膝）もラムズ戦を前にクエッショナブル登録されている。

昨季に2年続けてオールプロに選ばれたキトルは今季の2試合でレシーブ11回、116ヤード、1タッチダウンを記録。

キトルは意欲的で優秀なブロッカーなだけに、欠場することになれば49ersのランゲームにとってもマイナスになる。

キトルがインアクティブとなった場合、エリック・ソーバートとジェイク・トンゲスの出番が増えるだろうが、オフェンスとしてはワイドレシーバー（WR）のブランドン・アイユークとジャワン・ジェニングスに加えてRBジョーダン・メイソンから今まで以上の貢献を必要とするだろう。

49ersにとって幸いなのは、NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）西地区のライバル対決となる今回の相手がラムズであることかもしれない。ラムズもまた、WRクーパー・カップとプカ・ナクアを負傷で欠き、オフェンシブライン全体とディフェンスでもバックフィールドに故障者が続出しているのだ。