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レイダースWRアダムスおよびDEクロスビーがブラウンズ戦から除外

2024年09月28日(土) 09:03


ラスベガス・レイダースのデイバント・アダムス【AP Photo/Steve Marcus】

ラスベガス・レイダースは現地29日(日)にクリーブランド・ブラウンズと対戦する際に、オフェンスとディフェンスの両面で最も重要な選手たちを欠くことになりそうだ。

レイダースのヘッドコーチ(HC)アントニオ・ピアースが金曜日に発表したところによると、ディフェンシブエンド(DE)マックス・クロスビーが足首の負傷で、ワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスはハムストリングの負傷で、シーズン第4週のブラウンズ戦に出場しないとのこと。さらに、ピアースHCはタイトエンド(TE)マイケル・メイヤーも個人的な事情で試合を欠場すると伝えた。

レイダースは故障者レポートでアダムスを正式に欠場と記載した一方で、クロスビーはダウトフルとされており、ピアースHCが出場しないと発言したものの、クロスビー出場の可能性はわずかながら残されている。

クロスビーはスナップを逃すことは滅多になく、ましてや試合全体を欠場したことはない。しかし、シーズン第3週に残念な敗戦を喫したカロライナ・パンサーズ戦で足首の問題を抱えながらプレーした際、レイダース守備陣の要であるクロスビーはスナップのわずか81.4%しか出場していなかった。もし欠場すれば、日曜日はクロスビーの6年間のキャリアで初めての欠場となる。

クロスビーが欠場すれば、レイダースディフェンスは最大の戦力を失うことになる。今季、クロスビーはチーム最多となるサック3回、タックルフォーロス(TFL)5回、クオーターバック(QB)ヒット5回をマーク。チームの他のメンバーは合計でサック2回、TFL5回、QBヒット7回を記録している。クロスビーがチームのTFLの50.0%を占めているのは、NFLで最も高い割合だ。

同様に、アダムスの欠場もQBガードナー・ミンシュー率いるオフェンスにとって大きな打撃だ。3度のオールプロに選ばれたアダムスは今シーズンにレシーブ18回(NFLで8位タイ)、209ヤード(13位タイ)をマーク。アダムスはタイトエンド(TE)ブロック・バワーズと並んでレイダースで最も多くのキャッチを記録しており、2024年のレシーブヤードでチームをリードしている。

今週、同じく負傷者が続出しているブラウンズと対戦する際、プロボウル選出を誇るアダムスの欠場に加えてメイヤーも出場しないことで、バワーズやWRジャコビ・マイヤースのターゲット数が増えることが予想される。

【KO】