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パッカーズQBラブのバイキングス戦出場はクエッショナブル

2024年09月28日(土) 11:08


グリーンベイ・パッカーズのジョーダン・ラブ【AP Photo/Morry Gash】

今週に入って復帰が近いと報じられていたものの、グリーンベイ・パッカーズのクオーターバック(QB)ジョーダン・ラブはここ2週間の金曜日と同じ状況にいるようだ。

現地29日(日)に控えるホームでのミネソタ・バイキングス戦を前に、ラブの出場ステータスはクエッショナブルとされている。

今週を通して制限付きで練習に参加したラブがMCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)の捻挫により3試合連続で欠場する場合、QBマリク・ウィリスが同じように3試合続けて先発を務めることになる。

ラブはNFL史上初の南米開催となったシーズン第1週のフィラデルフィア・イーグルス戦でMCLを捻挫。当初の報道では、ラブの離脱期間は3週間から6週間とされており、現在はまだ回復の初期段階にある。

シーズン初戦で260パスヤード、タッチダウンパス2回をマークしたラブは、2週間前のインディアナポリス・コルツ戦ではクエッショナブルとされていたものの、試合前日にダウトフルにダウングレード。先週もクエッショナブルだったが、今週にはラブが出場に近い状態だと伝えられていた。

一般的な見解では今週のラブはさらに出場に近づいていると見られるが、慎重な見解としては、パッカーズがウィリスを先発に据えて2勝0敗であることを考えれば、ラブの健康状態に何の不安もなくなるまで休ませた方が良いのではないかと見るだろう。

25歳のラブは昨季にパッカーズの先発クオーターバックとして初めてシーズンを戦い抜き、シーズン終盤に見事な活躍を見せた。ラブはレギュラーシーズンで4,159パスヤード、タッチダウンパス32回をマークし、パッカーズをプレーオフに導いている。

ラブが不在の中、ヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーはウィリスとタッグを組み、コルツとテネシー・タイタンズ相手に予想外の連勝を収める見事なパフォーマンスを発揮した。

無敗のバイキングスと対戦することは、守備コーディネーター(DC)ブライアン・フローレスが率いるプレッシャー重視のディフェンスに立ち向かうという難しい課題を突きつけられることを意味する。

ラブがケガから復帰してNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区の首位攻防戦に出場するのか、それともウィリスがもう1週間先発を務めることになるのか、注目される。

2勝1敗のパッカーズはアメリカ東部時間29日(日)13時【日本時間30日(月)2時】に3勝0敗のバイキングスをホームで迎え撃つ。

【KO】