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パンサーズとバッカニアーズのオーナーがハリケーン“ヘレン”の災害救援への寄付を約束

2024年09月29日(日) 12:11


ハリケーン“ヘレン”の被害を受けたフロリダ州ホースシュー・ビーチ【AP Photo/Stephen Smith】

カロライナ・パンサーズのオーナーであるデビッド・テッパーとその妻ニコルが、自らの財団を通じてハリケーン“ヘレン”の救援活動にまず300万ドル(約4億2,647万円)を拠出することを約束した。

それは、カテゴリー4の勢力となったハリケーン“ヘレン”による壊滅的な被害を受けたノースカロライナ州およびサウスカロライナ州における、即時的かつ長期的な人道支援と復旧活動を支援するためのものだ。

その地域は依然として非常事態にあり、50人以上の死者が出ている。

テッパー夫妻はリリースで「“The David & Nicole Tepper Foundation(ザ・デビッド&ニコル・テッパー財団)”、カロライナ・パンサーズ、シャーロットFCは、ハリケーン“ヘレン”、そして南西部、特にわれわれの地元であるカロライナ州全体に及んだ被害による影響を受けたすべての人々に寄り添っています」と述べた。

テッパーは2018年にパンサーズを買収。その財団はカロライナ州の複数のフードバンクや食料貯蔵室、地域のコミュニティ財団、その他のサービス機関を支援する予定だ。

テッパー夫妻は「ここは私たちのホームであり、重要なリソースを提供し、勇敢なファーストレスポンダーの活動を支援することで、この地域全体の救援活動を支援することを約束します」と述べている。

「私たちのコミュニティへの影響は深刻ですが、カロライナの人々はたくましく勇敢です。私たちは力を合わせて、再建と復興を成し遂げます」

現地28日(土)、タンパベイ・バッカニアーズのオーナーであるグレイザー家はハリケーン“ヘレン”によって最も大きな被害を受けた人々を支援する地元の非営利団体を支援するために100万ドル(約1億4,216万円)の寄付を約束した。その寄付金はタンパベイ全域で救援活動に従事する地元機関を支援するために使われる。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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