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ジャガーズ戦を控えたコルツQBリチャードソンがダウトフルに

2024年10月06日(日) 08:55


インディアナポリス・コルツのアンソニー・リチャードソン【AP Photo/Darron Cummings】

現地6日(日)に行われるジャクソンビル・ジャガーズ戦では、クオーターバック(QB)ジョー・フラッコがインディアナポリス・コルツを率いることになりそうだ。

コルツが斜筋を痛めているQBアンソニー・リチャードソンをクエッショナブルからダウトフルにダウングレードした。若手QBのリチャードソンが試合当日にインアクティブとなる可能性が高まる中、39歳のベテラン選手に手綱が渡されることになりそうだ。

金曜日にクエッショナブルに指定されたリチャードソンは、シーズン第4週に勝利したピッツバーグ・スティーラーズ戦で臀部を負傷し、当初はジャガーズ戦出場が楽観視されていた。しかし、コルツは22歳のフランチャイズクオーターバックであるリチャードソンに対してこれ以上にないほど慎重な姿勢を取る可能性がある。

リチャードソンはキャリアを通して出場できたかもしれない22試合のうち、14試合目を欠場する見込みだ。新人時代に脳しんとうと肩のケガで欠場を余儀なくされたリチャードソンは、故障者リザーブ(IR)に登録された状態で2023年シーズンを終えている。

フラッコが先発した場合、当人にとってはNFLで5チーム目の先発出場だ。フラッコは11シーズンをボルティモア・レイブンズで過ごし、第48回スーパーボウルでは勝利とMVPを手に入れている。その後、デンバー・ブロンコス、ニューヨーク・ジェッツ、クリーブランド・ブラウンズを渡り歩き、昨シーズンの所属先であるブラウンズではプレーオフ進出に貢献したほか、最優秀カムバック選手賞を受賞した。

シーズン第4週にリチャードソンのリリーフを務めたフラッコは、堅固なスティーラーズ守備陣を相手に168ヤード、タッチダウン2回を記録し、2023年シーズンを彷彿とさせるパフォーマンスを見せた。

NFLでの17シーズン目を迎えているフラッコは、アンドリュー・ラック以来、コルツのスターターが成し遂げていないことを達成するという課題に直面している。それは、敵地でジャガーズに勝利することだ。コルツは2014年9月21日にエバーバンク・フィールドでジャガーズに44対17で勝利して以来、ジャガーズとのアウェー戦で9連敗(フロリダで8回、イングランドで1回)を喫している。2014年9月21日、フラッコはレイブンズがブラウンズに23対21で勝利するのに貢献していた。

フラッコはジャガーズを相手に先発として4勝4敗の成績を残しており、昨シーズンの第14週にブラウンズの一員として対戦した際には311ヤード、タッチダウン3回を記録して勝利を手に入れている。

コルツ(2勝2敗)は日曜日に未勝利のジャガーズ(0勝4敗)と対戦する予定だ。

【RA】