ワイドレシーバー（WR）オデル・ベッカムが現地6日（日）に初めてマイアミ・ドルフィンズの一員として試合に出場する見込みだ。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが、ドルフィンズがベッカムをPUP（故障者）リストから外し、ベッカムがニューイングランド・ペイトリオッツ戦に出場する見込みだと報道。その後、チームが正式にこのニュースを発表している。

膝のケガでオフシーズンを通して離脱し、PUPリストに登録された状態でシーズン開幕を迎えたベッカムは、この1週間で練習に復帰し、故障者報告ではクエッショナブルとされていた。

31歳のベッカムは木曜日に報道陣に対し、練習場への復帰が遅れたのは膝の手術と、家族とより多くの時間を過ごしたいという思いが重なったためだと明かしている。また、1年825万ドル（約12億2,698万円）の契約の大部分がインセンティブに基づいていることから、PUPリストに加わったことは“自己犠牲的な行為”だとつけ加えた。

クオーターバック（QB）トゥア・タゴヴァイロアの不在によって苦戦を強いられていたドルフィンズ攻撃陣にとって、ベッカムの復帰は絶好のタイミングとなっている。ヘッドコーチ（HC）マイク・マクダニエル率いるユニットは昨シーズンにいくつかのカテゴリーでリーグトップの成績を収めていたが、現在は試合平均ヤード（285.0ヤード）でリーグ内26位、試合平均得点（11.3点）で最下位に沈んでいる。

3連敗を止めたいドルフィンズ（1勝3敗）は同じく3連敗中のペイトリオッツ（1勝3敗）と敵地で対戦する予定だ。

【RA】