ハムストリング負傷のテキサンズWRコリンズがIR入り、少なくとも4試合を欠場へ
2024年10月10日(木) 10:23NFLの現在のトップレシーバーが1カ月間、離脱することになった。
現地9日(水)、ハムストリングを負傷したワイドレシーバー(WR)ニコ・コリンズを故障者リザーブ(IR)に登録したとヒューストン・テキサンズが発表。コリンズは次の4試合を欠場した後にアクティブロースターに復帰する資格を得る。
日曜日に23対20で敗れたバッファロー・ビルズ戦でハムストリングを痛めたコリンズは、クオーターバック(QB)C.J.ストラウドから67ヤードのタッチダウンパスをキャッチした後に退場し、その後は試合に戻らなかった。テキサンズのヘッドコーチ(HC)デミコ・ライアンズは月曜日に報道陣に対し、コリンズについては週ごとの観察になると述べていた。
テキサンズは賢明にも、IRに登録するという決断により、コリンズに対して他のケガよりもデリケートになりがちなハムストリングのケガを治すための十分な時間を与えている。テキサンズはレシーブヤード(567ヤード)でリーグトップに立っている――たった32回のキャッチでそれを記録し、レシーブ平均17.7ヤードを獲得している――だけではなく、タッチダウンレシーブ数(3回)でリーグ内6位タイに位置しているコリンズを欠いた状態で前進することになった。
幸いなことに、テキサンズには今もレシーブコンビの片割れ、つまりオフシーズンに獲得したWRステフォン・ディッグスがいる。レシーブ31回で315ヤード、タッチダウンレシーブ2回を記録しているディッグスは、シーズン第4週に勝利したジャクソンビル・ジャガーズ戦でタッチダウンラン1回もマーク。スロットレシーバーとして起用可能なWRタンク・デルは、同じ2023年ドラフトで指名されたストラウドとの相性の良さも証明済みだ。昨季に11試合に出場してレシーブ47回で709ヤード、タッチダウン7回をマークしたデルは、今季にレシーブ13回で147ヤードをマークしている。タイトエンド(TE)ダルトン・シュルツも重要な役割を担っており、今シーズンはこれまでにレシーブ14回で116ヤードを記録してきた。
コリンズの欠場により、テキサンズは調整を余儀なくされ、2023年シーズンからストラウドのお気に入りだったターゲットを欠くことになる。しかし、これまでのパフォーマンスから判断すると、テキサンズはうまく切り抜けられるはずだ。バックフィールドの健康状態が改善すれば、なおさら期待できるだろう。
テキサンズは日曜日に、初めてコリンズを欠いた状態でニューイングランド・ペイトリオッツ戦に臨む。
【RA】