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背部負傷のコルツWRピットマンが数週間の離脱、IR入りの可能性も

2024年10月10日(木) 14:30


インディアナポリス・コルツのマイケル・ピットマン【NFL】

次々と負傷に見舞われているインディアナポリス・コルツが、さらなる打撃を受けた。

背部を負傷したワイドレシーバー(WR)マイケル・ピットマンが数週間にわたって離脱する見込みであり、故障者リザーブとなる可能性もあると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じている。

これまでにも負傷に苦しめられてきたコルツ。現地8日(火)に出された故障者報告では、ランニングバック(RB)のジョナサン・テイラーとトレイ・サーモン、ワイドアウトのジョシュ・ダウンズが不参加とされていた。クオーターバック(QB)アンソニー・リチャードソンはシーズン第5週のジャクソンビル・ジャガーズ戦に出場しておらず、日曜日にテネシー・タイタンズと対戦する試合での、斜筋の負傷からの復帰を目指している。

ピットマンはコルツ攻撃陣において重要な役割を担っており、5週間でキャッチ22回、238ヤード、タッチダウン1回をマーク。ビッグプレーの名手であるアレク・ピアースや、信頼性の高いダウンズの活躍により、2024年の最初の1カ月と少しの間、コルツは優秀なターゲットが複数いる状況から恩恵を受けていた。

バックアップQBのジョー・フラッコは過去2試合でダウンズをターゲットにするのを好む傾向を見せていたものの、ピットマンを失ったこと――それに加え、ジャガーズ戦の出場をはばんだテイラーの足首の負傷――は、今後の彼らの戦いを厳しくするだろう。

2020年NFLドラフトの2巡目で指名された南カリフォルニア大学出身のピットマンは、さまざまなクオーターバックと共に仕事をしながらも、安定したパスキャッチャーであり続けていた。今季5試合での数字を残すまでにも、4シーズンでキャッチ358回、3,900ヤード、タッチダウン16回をマークしている。今季はフラッコとリチャードソンの両名のもとでルートを走ることも求められており、キャッチ平均ヤードは2022年を除いて10ヤード以上を維持してきた。

コルツは2024年NFLドラフトで、2巡目指名権をテキサス大学のアドナイ・ミッチェルの指名に費やした。ここで獲得した才能が、ピットマンの不在時に助けになるかもしれない。

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