スティーラーズQBウィルソンがフィールズのバックアップとしてアクティブ登録の可能性
2024年10月12日(土) 18:52シーズン第6週にクオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンがピッツバーグ・スティーラーズの一員として初めてアクティブ登録されるかもしれない。
ヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンは現地11日(金)、ウィルソンがアクティブとなり、日曜日のラスベガス・レイダース戦でQBジャスティン・フィールズのバックアップを務める見込みだと述べた。
「ああ、彼はたぶんナンバー2クオーターバックとしてアクティブになる」とトムリンは言っている。「状態は良さそうだったけど、やはり健康なのとさびつきはそれぞれ別のものだからね。今週の彼は自身の健康や、身を守れる能力を見せてくれたと思う。今は順応プロセスの途中だよ」
ウィルソンはシーズン第1週を前にふくらはぎのケガを悪化させてしまい、過去5週間はインアクティブだった。ふくらはぎの問題はトレーニングキャンプの序盤に現れたものだ。
「いい1週間を過ごしたと思う」とトムリンHCは述べた。「健康だということを証明してくれた。あとはさびを落として勘を取り戻すだけだ」
一般的に言って、さびを落とすためには実際の試合でプレーしなければならないだろう。ウィルソンがアクティブになることで、トムリンHCはもしフィールズが日曜日のラスベガスで苦戦したりケガをしたりした場合に、ベテランを出すという選択肢を手にすることになる。
フィールズは最初の5試合で先発し、そのすべてでパサーレート90以上を記録した。しかし、オフェンスは終盤に一貫してボールを動かすことに苦戦している。ダラス・カウボーイズに敗れた日曜日の試合では、131ヤードとタッチダウン2回にとどまった。5回の先発でフィールズはインターセプト1回、タッチダウン5回となっている。
35歳のウィルソンはふくらはぎの問題が出る前は、先発を射止める最有力候補と目されてトレーニングキャンプを迎えた。フィールズは3勝0敗でスタートしながらも、次第に調子を上げてきている。とはいえ、オフェンスがマンネリ化すれば、ウィルソンが登場することもあり得るだろう。その機会がシーズン第6週にやってくるか、見守ろう。
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