過去7クオーターでフットボールをプレーしていないインディアナポリス・コルツのクオーターバック（QB）アンソニー・リチャードソンが今週、NFLフィールドに戻ってくるかもしれない。

リチャードソン（斜筋）の出場可否は、シーズン第6週のテネシー・タイタンズ戦直前の判断になるとヘッドコーチ（HC）シェーン・スタイケンが現地11日（金）、記者団に語った。金曜日の練習にリチャードソンは制限付きで参加しており、公式ステータスはクエッショナブルとなっている。

ピッツバーグ・スティーラーズに勝利したシーズン第4週のコルツの試合で、リチャードソンは斜筋を痛めてしばらく離脱し、その後復帰はしたものの、さらに状態を悪化させてしまった。試合ではベテランQBジョー・フラッコが代わりに入り、コルツはそれまで無敗だったスティーラーズを下している。翌週もフラッコが先発し、44回中33回パスを成功させて359ヤードとタッチダウン3回を決め、もう少しでジャクソンビル・ジャガーズに劇的な逆転勝利というところまで迫ったが、終了間際になって37対34で敗れてしまった。

リチャードンがプレーできるとしたら、金曜日に除外されたランニングバック（RB）ジョナサン・テイラーなしで戦うことになる。

意外にも、ワイドレシーバー（WR）マイケル・ピットマンは出場可能になりそうだ。敗れたシーズン第5週のジャガーズ戦で背部を痛めたピットマンは数週間の欠場が予想され、故障者リザーブ（IR）入りの可能性もあると『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは伝えていた。金曜日にこの予想外の情報をもたらしたスタイケンHCは、“最もタフな選手の1人”と称するピットマンが金曜日に練習に参加し、日曜日にプレーする可能性もあることを明らかにした。事実、ピットマンはフル参加しており、ステータスはクエッショナブルとなっている。

この他に不確定なのは、クエッショナブルとなっているWRジョシュ・ダウンズ（爪先）、コーナーバック（CB）ケニー・ムーア（腰、肩）とタックル（T）ブレイデン・スミス（膝、足首）だ。テイラーの重要な代役となるRBトレイ・サーモンは練習にフル参加しており、プレーする見通しとなっている。

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