シーホークス戦序盤で離脱の49ersのRBメイソンは肩の捻挫で日々の判断へ
2024年10月12日(土) 20:59ランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーが当面欠場となったサンフランシスコ・49ersは、ジョーダン・メイソンという命綱を見つけた。
それは、シーズン第6週でメイソンが肩をケガして離脱するまでの話だった。それでも、いい知らせがある。メイソンはどうやら大きく時間を失わずに済みそうだ。サーズデーナイトで49ersがシアトル・シーホークスに勝利した試合で、メイソンは肩鎖関節を軽く捻挫したとみられているが、プレーについては日々の判断になりそうだとヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンは現地11日(金)、記者団に語っている。
メイソンはシーホークス戦の第2クオーター序盤に14ヤードランで肩を痛め、第3クオーターの最初にもう一度キャリーしたが、残りの時間は肩を固定した状態のままサイドラインで過ごした。
チームはドラフト外フリーエージェントのRBパトリック・テイラーJr.とルーキーのアイザック・ゲレンドに頼り、メイソンなしでも何とか逃げ切っている。ゲレンドがラスト2分で76ヤードを走って勝利を盤石のものとし、最後はカイル・ユーズチェックが6ヤードのタッチダウンで決めてみせた。
それまであまり名を知られていなかったメイソンだが、2024年はシーズン初戦のニューヨーク・ジェッツ戦でブレイクし、マカフリーが普段着でサイドラインに立っていた試合で、キャリー28回、147ランヤードとタッチダウンを見せた。マカフリーは今年まだタッチダウンがないが、メイソンがうまくその穴を埋め、ボールを114回キャリーして、リーグベストの609ヤードとタッチダウンラン3回を決めている。
バックフィールドで代役を見つけ、その選手を成功に導く方法を知っているチームがいるとしたら、49ersだろう。これまでにもラヒーム・モスタート、ジェフ・ウィルソン、マット・ブリーダといった選手を見いだし、生産的なバックに変えてきた実績がある。幸いなことに、今回はメイソンについての朗報が届いたことで、そうする必要はなさそうだ。
その他49ersのオフェンスについてシャナハンHCは、来週にはワイドレシーバー(WR)リッキー・ピアソルが練習可能な期間に入るだろうと述べ、アキレス腱(けん)を治療したマカフリーについては今のところまだ復帰の見込みはないと述べた。
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