NFC第2シード獲得の可能性があった試合で主力を休ませた判断を擁護するイーグルスHCシリアニ
2026年01月06日(火) 13:26
フィラデルフィア・イーグルスのヘッドコーチ(HC)ニック・シリアニは、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)第2シード獲得の可能性があったにもかかわらず、現地4日(日)に行われたワシントン・コマンダース戦で主力選手を休ませ、24対17で敗戦。試合後にその判断を擁護した。
シカゴ・ベアーズがデトロイト・ライオンズに19対16で敗れたことで、イーグルスが勝利していれば、より上位のシードを獲得し、ポストシーズン開幕から最大で2試合のホームゲームを戦える可能性があった。しかし、イーグルスの控え陣はコマンダースを食い止められず、現地11日(日)に故障者を多く抱えるサンフランシスコ・49ersを下した場合でも、ディビジョナルラウンドをアウェーで戦う可能性に直面することになった。
『Associated Press(AP通信)』によれば、シリアニHCは「こうした結果になる可能性があることは分かっていたし、起こり得ることだとも理解していた」と語ったという。
「私が唯一保証できたのは、選手たちを休ませることだけだった。それ以外は何も保証できなかった。健康で万全の状態でプレーオフに臨むことは、われわれにとって非常に重要だ」
イーグルスは、クオーターバック(QB)ジェイレン・ハーツを含め、攻守両面で主力選手をベンチに下げた。先発に起用されたQBタナー・マッキーは40回中21回のパス成功で241ヤードとタッチダウン1回を記録し、インターセプト1回とサック3回を喫している。守備の主力選手の大半も休ませた結果、控え陣はコマンダースを抑え切れず、先発を務めたベテランQBのジョシュ・ジョンソンを第4クオーターにエンドゾーンから遠ざけることができなかった。イーグルスは最終クオーター開始時点で17対10とリードしていたものの、そこから2度の得点を許し、オフェンスも最後の3ポゼッションでファーストダウンを2回しか獲得できなかった。
セーフティ(S)リード・ブランケンシップは「いろいろと仮定の話はできる」と切り出し、こう続けた。
「サイドラインでライオンズが勝ったと知れば、“出場していればよかった”と思うかもしれない。でも、それは事前には分からない。激しい戦いに身を投じて、プレーオフを前に身体を消耗させるくらいなら、1週間しっかり休んで回復させた方がいい」
ライオンズがベアーズを下したことで、イーグルスは順位を一つ上げられる可能性があったが、控え陣がそのチャンスを生かし切ることはできなかった。この判断が後にイーグルスにとって痛手となるかどうかは、まだ分からない。ただ、シリアニHCは不確定要素ではなく確実な選択を取り、ポストシーズン開幕を1週間後に控えた中で、主力選手に休養を与える道を選んだ。
「賛否が分かれることは承知している」とシリアニHCはコメントした。
第3シードとなったスーパーボウル王者のイーグルスは、ポストシーズン初戦をホームで49ersを迎えて戦う。ワイルドカードラウンドで上位シード勢が順当に勝ち上がれば、チームはディビジョナルラウンドでシカゴへ乗り込むことになる。
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