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手首負傷のジャイアンツLBティボドーがIR入り、少なくとも4試合を欠場へ

2024年10月13日(日) 09:49


ニューヨーク・ジャイアンツのケイヴォン・ティボドー【AP Photo/Susan Walsh】

ニューヨーク・ジャイアンツは成長著しいパスラッシャーを少なくとも今後の4試合で欠くことになる。

現地6日(日)に勝利したシアトル・シーホークス戦で手首を負傷し、先週に手術を受けたラインバッカー(LB)ケイヴォン・ティボドーを土曜日に故障者リザーブ(IR)に登録したとニューヨーク・ジャイアンツが発表した。

かつてドラフト1巡目指名を受け、NFLでの3シーズンを迎えているティボドーは、今季の5試合を通してサック2.0回、クオーターバック(QB)プレッシャー7回、QBヒット7回を記録している。個人成績は目を見張るものではないものの、その安定した存在感によって、チームメイトのディフェンシブタックル(DT)デクスター・ローレンスとLBブライアン・バーンズは活躍を見せている。

ジャイアンツのディフェンスは現在、リーグトップのサック数(22.0回)を記録し、試合平均被ヤード(316.0ヤード)では10位に位置している。シーズン開幕から0勝2敗と出遅れたジャイアンツを支えてきたのがこのディフェンスであり、直近では敵地で臨んだシーズン第5週のシーホークス戦でもチームを支えて勝利に導いた。

ティボドーの負傷は成功を収めたシーズン第5週における痛手となっているが、その欠場が一時的なものにとどまるのは幸運だと言えよう。今季のサック数が1回にとどまっているLBアジーズ・オジュラーリが、当面はティボドーの代わりに先発する見込みだ。

ジャイアンツは日曜日のプライムタイムに行われるシンシナティ・ベンガルズ戦から、ティボドーを欠いたまま前進することになる。

【RA】