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チャージャーズHCハーボーが不整脈でブロンコス戦を一時離脱

2024年10月14日(月) 10:47


ロサンゼルス・チャージャーズのヘッドコーチ(HC)ジム・ハーボー【AP Photo/David Zalubowski】

ロサンゼルス・チャージャーズのヘッドコーチ(HC)ジム・ハーボーが現地13日(日)に勝利したデンバー・ブロンコス戦の試合開始時に、心拍の異常が原因で一時離脱していたと明かした。

ハーボーHCは「心房粗動と呼ばれるものだ」と報道陣に述べている。

「今日はその発作に見舞われた。医師が診察してくれて、サイナスリズム、つまり正常なリズムに戻ったため復帰した」

第1クオーター序盤、ハーボーHCはブルーのメディカルテントに入った後にロッカールームへ向かっている。病気により、ハーボーHCの復帰はクエッショナブルだとチームは発表していた。

ハーボーHCは第1クオーターが終わるまでに復帰し、最後までサイドラインで指揮を執った。サイドラインで不整脈を経験するのは今回が初めてではないと明かした60歳のハーボーHCは、次のように話している。

「1999年と2012年に1回ずつアブレーションを受けた。2012年のことはよく覚えていて、それはマンデーナイトの試合中だった。コリン・キャパニック率いる(サンフランシスコ)49ersとシカゴ・ベアーズの対戦で、あの夜はコリンが素晴らしい活躍を見せていた。試合後に診察を受け、正常なリズムに戻らなかったため、最終的にアブレーションを受けることになったのだが、不整脈が起こった試合の成績は2勝0敗だ」

ハーボーHCが席を外している間は守備コーディネーター(DC)ジェシー・ミンターが暫定ヘッドコーチを務めた。指揮官を務める中、決断を迫られたミンターは、2ヤード地点からのフィールドゴールで先制点を挙げることを選んでいる。

チャージャーズは次の3回の攻撃で得点を重ね、前半を20対0で終えた。後半はフィールドゴール1本のみの得点にとどまり、相手に16点を許したものの、最終的には逆転をかわし、23対16で勝利している。

ハーボーHC率いるチャージャーズ(3勝2敗)はシーズン第7週に、マンデーナイトフットボールのダブルヘッダーの一環としてアリゾナ・カーディナルスと対戦する予定だ。

【RA】