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チャージャーズHCハーボーが2週間にわたり心臓モニター装着へ、欠場予定はなし

2024年10月15日(火) 10:21


ロサンゼルス・チャージャーズのヘッドコーチ(HC)ジム・ハーボー【AP Photo/David Zalubowski】

現地14日(月)、ロサンゼルス・チャージャーズのヘッドコーチ(HC)ジム・ハーボーが心臓専門医と相談した結果、今後2週間にわたって心臓モニターを装着することになり、心拍をコントロールするために抗凝血剤を処方されたと報道陣に明かした。

ハーボーHCは日曜日に勝利したデンバー・ブロンコス戦で心拍の異常を感じ、一時的にサイドラインを離れた。チャージャーズのヘッドコーチとして就任1年目のハーボーHCは日曜日に、心房粗動に悩まされていると明かしており、月曜日には医師からその診断を受けている。

ハーボーHCによると、今後2週間にわたって心臓モニターを装着した後に再び診断を受ける予定だという。また、ハーボーHCにはアブレーション手術を受けるという選択肢も残されている。メイヨー・クリニックによると、アブレーション手術とは不整脈の治療法で、カテーテルと熱または冷却エネルギーを用いて心臓に小さな瘢痕を作り、その瘢痕が不整脈の原因となる異常な信号を遮断する仕組みだという。

日曜日はハーボーHCがブルーのメディカルテントを訪れ、そのあとロッカールームへ向かっている間に、守備コーディネーター(DC)のジェシー・ミンターが暫定ヘッドコーチを務めた。

アレックス・インズドルフによると、ハーボーHCは「あれは単に土壇場での決断だった。(攻撃コーディネーター/OCグレッグ・ローマンは)プレスボックスにいて、ジェシーはフィールドにいた」と語ったという。

60歳のハーボーHCは日曜日に、1999年と2012年の出来事を例に挙げつつ、過去にも同じような発作があったと説明した。

チャージャーズはシーズン第7週の現地21日(月)に敵地でアリゾナ・カーディナルス戦に臨んだ後、ホームに戻って27日(日)にニューオーリンズ・セインツを迎え撃つ予定だ。

ハーボーHCに試合を欠場する予定はなく、その意向を自分らしいスタイルで次のように伝えている。

「私がサイドラインにいないのは心臓が止まったときだけだ」

【RA】