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テキサンズがRBエイカーズをバイキングスにトレード

2024年10月16日(水) 09:45


ヒューストン・テキサンズのキャム・エイカーズ【AP Photo/Bruce Kluckhohn】

ヒューストン・テキサンズで浮いた存在となっていたランニングバック(RB)キャム・エイカーズがなじみのあるチームとコーチのもとへ戻ることになった。

現地15日(火)、テキサンズが条件付きの2026年ドラフト6巡目指名権と引き換えに、条件付きの2026年ドラフト7巡目指名権とエイカーズをミネソタ・バイキングスに送ると『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報道。その後、身体検査の結果を待つ中でバイキングスがこのトレードを正式に発表した。

エイカーズがバイキングスにトレードされるのはこの2年で2度目となる。昨シーズンはロサンゼルス・ラムズがエイカーズをバイキングスにトレード。エイカーズは2020年から2021年にかけてランニングバックの指導も行なっていたヘッドコーチ(HC)ケビン・オコンネルの下で2023年シーズンに6試合に出場した後、負傷して故障者リザーブ(IR)でシーズンを終えた。

バイキングスの1番手RBであるアーロン・ジョーンズは股関節のケガを抱えているが、今回のトレードはジョーンズに対する懸念から引き起こされたわけではなく、むしろチームのシステムを理解しているランニングバックを獲得するためのものだったと、ペリセロはつけ加えている。

テキサンズにおいては、ジョー・ミクソンやデイミオン・ピアースが健康を取り戻したことで、シーズン第6週に勝利したニューイングランド・ペイトリオッツ戦でのエイカーズのスナップ数はわずか2回にとどまっていた。

今季、25歳のエイカーズはキャリー40回で147ヤード、タッチダウンラン1回、タッチダウンキャッチ1回を記録している。オコンネルHCが採用している慣れ親しんだスキームで、エイカーズはより多くのランプレーに参加することを期待するだろう。

【RA】