2028年の第62回スーパーボウル開催地がアトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムに決定
2024年10月16日(水) 12:08スーパーボウルがアトランタに戻ってくる。
NFLは現地15日(火)に開催された秋季リーグミーティングにて、アトランタ・ファルコンズの本拠地であるメルセデス・ベンツ・スタジアムが、2028年の第62回スーパーボウルの開催地に決定したと発表した。
NFLコミッショナーのロジャー・グッデルは声明の中で次のように述べている。
「ホスピタリティや豊かなスポーツ文化、エンターテインメントで名高いアトランタは、第62回スーパーボウルにふさわしい世界有数のイベント開催地だ。アーサー・ブランクはアトランタ地域における変革をリードし、スーパーボウルを再びこの街に招致するために重要な役割を果たした。スポーツと慈善活動を通じて、アーサーがアトランタの地域社会への関与と経済発展を推進し続けている様子を、私は幸運にも直接目にしてきた。2028年には、世界中のファンに忘れられない体験を提供できるよう、彼やアトランタ・ファルコンズ、アトランタ・スポーツ評議会、そして現地のすべてのパートナーと協力していくことを楽しみにしている」
2028年のチャンピオンシップゲームは、アトランタで開催される4回目のスーパーボウルであり、最後にアトランタで開催されたのは2019年2月。この試合では、ニューイングランド・ペイトリオッツがロサンゼルス・ラムズを13対3で破り、元クオーターバック(QB)トム・ブレイディと元ヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックがともにロンバルディトロフィーを手にした最後の試合となった。
この試合も2017年に開場したメルセデス・ベンツ・スタジアムで行われた。それ以前にアトランタで開催されたスーパーボウルは、1994年1月の第28回スーパーボウルと2000年1月の第34回スーパーボウルの2回で、いずれもジョージア・ドームで行われている。
ファルコンズのオーナーであるブランクは声明でその想いを語った。
「第62回スーパーボウルの開催地に選ばれたことは、アトランタ市およびジョージア州にとって非常に光栄なことだ。アトランタにこの貴重な機会を与えてくれたことに感謝するとともに、NFLを世界最高のスポーツリーグにするために尽力しているグッデルコミッショナー、ピーター・オライリー、そしてリーグ全体にも感謝している。メルセデス・ベンツ・スタジアムは、世界最大級のスポーツイベントを開催するために建設された。多くの人々の想いを代弁する形になるが、2019年の第53回スーパーボウルの成功を土台に、2028年に再びこの大会をアトランタにもたらすことができることに誇りを感じている。ジョージア州を世界のスポーツの中心地としてさらに高めていくため、市や州の関係者とともに協力していくことを心待ちにしている」
【今後の開催地】
第59回スーパーボウル:シーザーズ・スーパードーム(ニューオーリンズ)、2025年2月9日
第60回スーパーボウル:リーバイス・スタジアム(サンタクララ、カリフォルニア)、2026年2月8日
第61回スーパーボウル: SoFiスタジアム(イングルウッド、カリフォルニア)、2027年2月14日
第62回スーパーボウル:メルセデス・ベンツ・スタジアム(アトランタ)、日程未定
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